ART SCRAMBLE
2021-09-17 13:32:51
グランフロント大阪の新たなアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」始動!
グランフロント大阪で繰り広げられるアートの祭典
大阪の中心地、グランフロントにて、アート&カルチャーを楽しむ新たなプロジェクト「ART SCRAMBLE」が始まりました。このプロジェクトは、特に若手アーティストとのコラボレーションを重視し、アートの可能性を広げることを目的としています。
プロジェクト概要と展示内容
「ART SCRAMBLE」の第2弾は、2021年9月17日から2022年3月初旬までの予定で、グランフロント大阪北館のせせらぎのみち沿いに設けられた壁面で展示が行われます。このプロジェクトは、一般社団法人グランフロント大阪TMOが主催し、コンテンポラリー・アーティストの椿昇さんがキュレーターを務めています。
展示されるアーティストは、BAKIBAKIさんとMIZPAMさんの2名。彼らの作品は、それぞれに深いメッセージを持ち、社会への鋭い視点を提供します。
BAKIBAKIの作品「PANGOMIC」
BAKIBAKIさんは、日本の伝統文様を現代のストリートカルチャーに取り入れた作品を展開するアーティストです。彼の展示作品「PANGOMIC」は、人類が直面する環境問題や絶滅危惧種への警鐘を鳴らします。センザンコウをモチーフにしたこの作品は、COVID-19のパンデミックによる影響を見つめ、自然への敬意を忘れないよう呼びかけています。「PANGOMIC」というタイトルは、センザンコウの英名(PANGOLIN)とパンデミック(PANDEMIC)を組み合わせた言葉で、非常に現代的な問題提起を行っています。
MIZPAMの作品「looooool infection」
一方、MIZPAMさんは、自身の作品を通じて愉快さや配慮を広げようとしています。「looooool infection」では、コミュニケーションの中での感染症の広がりを表現し、笑いが人々の心を元気にすることを願っています。彼の作品は、ただの壁画ではなく、観る人々とのインタラクションを大切にし、日常に少しでもエネルギーをプラスすることを目指しています。
キュレーターの思い
アートスクランブルを立ち上げた椿昇さんは、アートが感情に直接訴えかける力があることに注目しています。現代社会では、2020年以降、私たちはさまざまな感情を抱えるようになりました。アートはそれらの感情を鮮明にし、共感を生む重要な役割を果たすと彼は確信しています。
「ART SCRAMBLE」は、ただの展示に留まらず、アートを通じたコミュニケーションを促進する場としています。それにより、アートが暮らす街に根付くきっかけにしていきたいとの思いが伝わります。訪れる人々は、いつもの日常が少し鮮やかに、そして新しい視点で感じられるでしょう。
参加しよう!
ぜひ、グランフロント大阪を訪れて「ART SCRAMBLE」を体験してみてください。アートて溢れる空間で、自分自身の感情と向き合い、アーティストたちのメッセージを受け取ってみましょう。日常の中に新たな発見が隠れているかもしれません。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人グランフロント大阪TMO
- 住所
- 大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 タワーB 13階
- 電話番号
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06-6372-6335