INTLOOPの新たな挑戦
INTLOOP株式会社は、2025年7月18日にプロジェクトマネジメントに特化した子会社である「INTLOOP Project Management株式会社」(略称:INTPM)の設立を発表いたしました。この新しい子会社は、現行のPMO事業本部を基盤に独立した組織として設立され、グループ全体の成長を促進することを目的としています。
子会社設立の背景
近年、企業のプロジェクトはデジタルトランスフォーメーション(DX)やグローバル化の進展によってますます複雑化しています。2000年代から2010年代にかけてプロジェクト成功率は上昇傾向にありましたが、最新の調査によれば、2020年代に入ると、その傾向は停滞または低下する場面が見受けられます。この背景には、残業規制によるリソース不足やプロジェクトの複雑さが影響しています。
これらの課題を克服するため、INTLOOPは既存のPMO事業を新たに独立した子会社として設立することで、より多様なプロジェクトに迅速に対応できる体制を整えていくのです。新会社の設立は、INTLOOPグループの中長期経営計画「INTLOOP VISION2030」の一環であり、持株会社体制への移行を視野に入れた施策でもあります。
提供するサービスの概要
INTPMは、単なるPMO機能の提供にとどまらず、プロジェクト全体を俯瞰し、戦略的に成功へと導くサポートを行います。具体的なサービス内容は以下の通りです:
- - PM人材不足支援:プロジェクトマネージャーの人材不足を解消するため、PM代行やPM支援を行います。
- - PMO実行支援:多様なPMOニーズに対して、フリーランス登録者と正社員PMOコンサルタントを組み合わせて支援します。
- - 人材育成支援:PMおよびPMO育成プログラムをカスタマイズして提供し、企業内のプロジェクトマネジメント文化の醸成を図ります。
- - リソースマネジメント実行支援:プロジェクトに必要な業務コンサルやエンジニアなどのリソース調達支援を提供します。
- - 先端技術活用支援:生成AIなどの最新技術を活用し、産業課題の解決を支援します。
代表者の意気込み
新会社の代表には、PMOのパイオニアである田口正剛氏が就任します。彼は、25年以上にわたりプロジェクトマネジメント業界を牽引してきた実績を有し、INTLOOPが提供するサービスには高い期待が寄せられています。
未来への展望
INTLOOP Project Management株式会社は、今後、日本国内のプロジェクトマネジメントサービス市場においてフラッグシップカンパニーとなることを目指しています。お客様のプロジェクト成功を通じて、日本企業の競争力を向上させるために、品質の高いサービスを提供し続けることに全力を尽くします。この新たな挑戦がもたらす未来に、業界全体の注目が集まることでしょう。