ISMAPに登録
2025-11-07 11:58:25

Snowflake AIデータクラウドがISMAPに登録、政府機関のセキュリティ基準を満たす

Snowflake AIデータクラウドがISMAPに登録



2025年11月7日、日本時間。AIデータクラウドプロバイダーのSnowflake合同会社がその提供するサービスが、日本政府のセキュリティ評価制度「ISMAP」に登録されたことを発表しました。これは、政府情報システムに対するセキュリティ要求を完全に満たすクラウドサービスとして、公式に認められたことを意味します。

ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program)は、政府が提供するクラウドサービスのセキュリティ基準を満たすものを前もって評価・登録する仕組みを持っています。その目的は、政府機関におけるクラウドサービスの調達を円滑にし、一貫したセキュリティ水準を保持することです。この制度を利用することで、政府組織は慌ただしいセキュリティ確認を省略し、安心してクラウドサービスを導入できます。

Snowflakeの導入が期待される分野



イスマップ登録を受け、Snowflake AIデータクラウドは、次のようなさまざまな用途で導入されることが期待されています。

  • - 中央省庁・地方自治体:住民サービスの向上を目指し、データ分析基盤として活用。
  • - 独立行政法人・公的機関:研究データや統計データの安全な管理・分析のために。
  • - 民間企業:政府機関との連携や受託プロジェクト向けに、政府基準に適合するデータ管理基盤を確立。
  • - 金融・医療機関:より高いセキュリティが求められる環境での安心なデータ利用。

今回のISMAP登録によって、政府機関や公共団体はSnowflakeをスムーズに導入し、信頼性をもってデータの活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できるようになります。Snowflakeは、行政サービスの向上に貢献し、より安全なデータ環境を提供することを目指しています。

安全性に関する取り組み



Snowflakeは、ISO/IEC 27001、SOC 2 Type II、NIST SP800-53といった国際的なセキュリティ基準を遵守し、アカウントやユーザー、保存データに対して高度なセキュリティ機能を提供しています。エンドツーエンドの暗号化や多要素認証、詳細なアクセス制御により、顧客の重要なデータをしっかりと守ります。また、AIや機械学習の進展に合わせ、Snowflakeは統合的なセキュリティとガバナンスを提供し、安全にAIを活用できる環境を整えています。

Snowflake合同会社の社長執行役員、浮田竜路氏は、「ISMAPに登録されたことを大変光栄に思います。この認定は、当社の提供するセキュリティが日本政府の厳しい基準に合致していることを意味します。政府や公共機関との迅速な導入、それにより民間企業にも信頼性を提供できるようになりました。デジタル庁が推進するガバメントクラウドの活用や各組織のDX促進において、安全で信頼できる基盤として寄与できることを嬉しく思います。」とコメントしています。

今後、SnowflakeはISMAP登録を機に、日本市場でのさらなる拡大を図り、政府や公共機関向けの体制を強化し、日本語の技術サポートを充実させると共に、特有のニーズに応える機能開発を継続して行います。

Snowflakeについて



Snowflakeは、AI時代に適応するためのデータプラットフォームとして、企業が迅速にイノベーションを推進し、データを有効活用するサポートを行っています。現在では、12,000社以上の企業がSnowflakeを取り入れ、データやアプリケーション、AIの活用を実践しています。詳細は snowflake.com/ja をご覧ください。


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会社情報

会社名
Snowflake合同会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39階
電話番号

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