手話通訳付き舞台
2025-07-15 13:03:13

舞台手話通訳付き公演『わたしのこえがきこえますか』に注目!

舞台手話通訳付き公演『わたしのこえがきこえますか』の魅力



2025年9月4日から9月8日にかけて、東京都豊島区のシアターグリーン BASE THEATERにて、チーム・クレセント主催の舞台『わたしのこえがきこえますか』が上演されます。この公演は、2022年第29回OMS戯曲賞で大賞を受賞した山脇立嗣による脚本に基づいており、特に手話通訳を必要とする人々のために配慮された形式で行われる点が特長です。

公演概要とチケット情報


公演は5日間にわたり、様々な時間帯で用意されており、舞台手話通訳やライブ配信も行われます。一般チケットは5,000円、高校生以下は3,500円という設定で、特に障害者割引もあり、より多くの人々が観覧できるよう配慮されています。チケットは2025年7月15日からカンフェティにて発売開始となります。

物語の背景


『わたしのこえがきこえますか』は、2020年にさかのぼる物語です。当時、日本社会は新型コロナウイルスの影響を受け、急速に変化していましたが、主人公の老夫婦は亡き娘の13回忌に集中し、その過去の思い出が様々な社会的背景と交錯します。その中で、耳の聞こえない娘の和美が身ごもったことを知った時、両親は彼女の意志を受け入れられない葛藤が描かれています。

家族の絆と社会の変化


この作品では、手話が「手真似」と揶揄されていた時代、親の強い反対を押し切り、和美が「産みたい」と訴える姿が感動的に描かれます。過去の社会的な偏見や誤解に向き合いながら、家族の絆を再確認することで、見る者に深い感動を与えることでしょう。この物語は、当時の人々の思いと、現在のろう者に対する理解を促進するきっかけとなることを目指しています。

共生社会への挑戦


また、11月には東京での「デフリンピック」が控えており、本公演もその一環として、共生社会実現に向けたメッセージを発信しています。作品を通じて、ろう者の歴史や現在の社会問題について多くの人に考える機会を提供したいという強い思いがあります。

スタッフとキャスト


本公演には、劇団民藝やPカンパニーなど、著名な出演者やスタッフが参加しており、演出は千田恵子が担当します。さらに、手話監修には佐山信二が携わり、作品の信頼性が高まっています。多様な役者陣が織りなす舞台は、観客に深いメッセージを届けるはずです。

結びに


いかがでしょうか。『わたしのこえがきこえますか』は、ただの演劇ではなく、私たちが共に考え、感じ、そして活用するべき社会の重要なテーマに触れられる作品です。多くの方に観ていただき、共感してほしいと願っています。舞台は私たちの認識を広げる力を持っているかもしれません。ぜひ、現地でその感動に触れてみてはいかがでしょうか。


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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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