高槻市が子ども医療費を無償化し、令和7年度予算案を可決
高槻市、令和7年度当初予算案の可決
令和7年3月24日、高槻市の市議会定例会で、令和7年度当初予算案が可決されました。この予算案には、大阪府内で初めてとなる子ども医療費の完全無償化が含まれており、すべての18歳までの子どもが診療を受ける際の自己負担がなくなります。これは市民にとって大きな喜びであり、子育て支援の新たな一歩となります。
予算案の主要ポイント
予算案の総額は1494億6356万4千円。主な内容は以下の通りです。
1. 医療支援の強化
・ 子ども医療費の完全無償化: 令和7年4月の診療分から、すべての子どもの医療費が無償になります。この政策は、市の財政支援により実現され、子育て家庭への重要なサポートとなります。
2. 放課後の安全な居場所作り
・ 見守り付き校庭開放の拡大: 放課後に子どもたちが安心して過ごせる環境を提供するため、小学校での見守り付き校庭開放実施校を20校に拡大します。
3. 地域防災の整備
・ 危機管理センターの整備: 災害対策の拠点となる「仮称・危機管理センター」の整備が進められます。これにより、市民の安全と安心が強化されます。
4. 観光・文化振興の強化
・ 高槻城公園の整備: 高槻城の歴史を感じる公園の整備が進められ、さらに民間店舗の設置も検討されています。
・ 将棋のまちづくり推進プラン: JR高槻駅周辺で将棋の文化が感じられる施策が実施される予定です。この取り組みは地域の特色を活かし、観光客の誘致にも貢献します。
5. 営業支援と地域活性化
・ プレミアム付商品券の発行: 物価高騰の影響を受けている市民や事業者への支援として、プレミアム付商品券の第7弾を発行予定です。これにより地域経済の活性化が期待されています。
まとめ
高槻市の受け入れた予算案は、地域における子育て支援を中心に、災害対策や観光振興など、多岐にわたる施策が盛り込まれています。特に子ども医療費の完全無償化は、多くの家庭にとって大きな安心材料であり、他の地域にも波及効果が期待されます。このような施策が進展することで、高槻市はさらなる発展と地域の魅力向上に向けた一歩を踏み出しました。
会社情報
- 会社名
-
高槻市
- 住所
- 大阪府高槻市桃園町2番1号
- 電話番号
-
072-674-7111