レオ・ヌッチの最後の来日公演について
2025年11月9日、名誉あるサントリーホールでレオ・ヌッチの最後の来日公演が行われます。この特別なイベントは、ヴェルディの有名なオペラ《椿姫》と《リゴレット》が、宮廷スタイルで披露されるものです。オペラの巨匠として知られるヌッチは、2024年のコンサートで絶賛を受け、その評価を受けての来日公演に期待が寄せられています。
ヌッチは自身が音楽監督を務めるこの公演で、1800年代に行われていた宮廷劇場での小規模な演奏形態を再現します。過去のオペラの演出スタイルに立ち返り、より親密で感情的な体験を提供することを目指しています。出演陣は、ミラノからの精鋭演奏家8名と共に、バリトン、ソプラノ、テノールの各歌手が参加します。
豪華な出演者プロフィール
レオ・ヌッチ (バリトン)
1942年にイタリアのボローニャ近郊で生まれ、15歳で才能を発見されたヌッチ。1965年の初舞台以降、ミラノ・スカラ座でものすごい評価を受けてきました。ヴェルディの作品においては、特に《リゴレット》での名演が有名で、何とその公演回数は1000回を超えています。80歳を超えた今も、彼の声は衰えを見せず、2024年の公演でもその歌唱力が証明されています。
イヴァン・マグリ (テノール)
シチリア出身のマグリは、複数の著名なオペラハウスで活躍するテノールです。イタリアの著名なテノールたちの指導を受け、名声を高めてきました。その声はまさにイタリアの伝統的なテノールの魅力を持ち、今回の公演でも期待される注目の存在です。
エリーザ・マッフィ (ソプラノ)
ミラノのヴェルディ音楽院を卒業し、多数のオペラに出演してきた才色兼備のマッフィ。流麗な歌声と芯のある歌唱が特徴で、レオ・ヌッチとの共演経験も豊富です。彼女の歌唱は、聴衆に深い感動を与えることでしょう。
公演詳細
この公演は、サントリーホール 大ホールで開催され、12:45に開場。13:30に開演されます。チケットは、カンフェティで販売されており、料金はS席28,000円、A席23,000円、B席18,000円、C席14,000円で、全席指定となります。サポートはイタリア大使館が行っています。
コンテンポラリーなオペラファンから、古典的なオペラ愛好家まで、すべての音楽ファンにとって特別な瞬間となることは間違いありません。レオ・ヌッチの伝説的な歌唱を体験する、最後のチャンスをお見逃しなく!
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カンフェティ公式サイト