井本陽久が設立した合同会社いもいも、新たな教育の形を追求

合同会社いもいも設立の背景

数学教師としての経歴を持つ井本陽久氏が、2016年に設立した「思考力教室」を起点として「合同会社いもいも」を立ち上げました。この取り組みは、栄光学園中学校・高等学校での教育活動を通じて、多くの生徒たちに質の高い教育を提供するための新たな一歩となっています。

井本氏は、教育ベンチャー企業である株式会社こうゆうの高濱正伸代表と連携し、その理念を実現するための支援を受けて成長してきました。こうゆうの支援により、いもいもは新しい教室を設置し、数理パズル教室や表現コミュニケーション教室など、多様なプログラムを展開。特に、2020年には自然の中で学ぶ「森の教室」を開設し、学びの場を広げました。

現在、いもいもには200名以上の生徒が参加し、一人ひとりが自発的に考え、行動する力を養うプログラムが用意されています。

代表社員井本陽久のプロフィール

井本陽久氏は、栄光学園中学校・高等学校を卒業後、東京大学工学部へ進学し、卒業後は母校に戻って数学教師としての道を歩みました。その間、彼は児童養護施設での学習ボランティアやフィリピンのセブ島での学習支援活動を行い、国際的な視野を広めています。これらの活動がimpactを生み出す中、2019年には非常勤講師へ移行し、いもいも教室に専念してきました。

その活動はメディアでも取り上げられており、朝日新聞や日本経済新聞、NHK総合の『プロフェッショナル仕事の流儀』などでカリスマ教師として紹介されています。彼の生き方や教育への情熱は、多くの人々に感銘を与えてきました。

いもいもの今後の展望

合同会社いもいもは、今後ますます多様なプログラムを通じて、子どもたちの思考力向上を図る予定です。「自分で考えることが楽しくなる」というコンセプトに基づき、独自性豊かな授業を提供することが目標です。具体的には、各種体験授業やワークショップを計画しており、参加する子どもたちが自らの力で問題解決のスキルを身につける機会を設けていくでしょう。

詳細なプログラム内容や体験授業については公式サイトやSNSで随時更新していく予定です。