特別イベント「マグネティック・テープ・アラート」の開催について
国立映画アーカイブが主催する特別イベント「マグネティック・テープ・アラート:磁気テープ映像の保存に向けてできること」が、ユネスコの「世界視聴覚遺産の日」に合わせて2024年10月5日に開催されます。このイベントは、磁気テープ映像の保存の重要性を再認識し、警鐘を鳴らすことを目的としています。
イベントの概要
イベントは14時から開始され、国立映画アーカイブの長瀬記念ホールOZUで行われます。参加は無料ですが、事前申込制ですので、興味のある方は早めに申し込みをすることをお勧めします。定員は310名と限られており、申し込みは先着順です。
磁気テープの重要性
磁気テープは、1895年から始まった映像の歴史の中で重要な役割を果たしてきました。音楽、スポーツ、舞台芸術、そしてさまざまな形の記録媒体として利用され、多くの人々の生活に深く根ざしています。しかし、2025年までにデジタルファイルに移行しなければ、これらの映像は永遠にアクセスできなくなる恐れがあるのです。このような危機感を持って、国立映画アーカイブはこのイベントを通じて、映像保存の啓発活動を行います。
プログラムの内容
eventは、ビデオレクチャーや各種の専門家による講演、さらにディスカッションを含んでおり、参加者は磁気テープの現状や保存の課題についての理解を深めることができます。アメリカ議会図書館のモーガン・モレル氏をゲストに迎え、映像保存の取り組みについてお話しいただきます。加えて、国立映画アーカイブが進めているデジタルファイル化の努力や、他の文化機関での取り組みについても紹介します。
参加方法
参加には事前に申し込みが必要です。9月13日から申し込み受付が開始されますので、興味のある方はお早めに国立映画アーカイブの公式ウェブサイトからお手続きください。参加が決まった方は、当日は指定された時間に会場にお越しください。
終わりに
「マグネティック・テープ・アラート」は、映像文化を未来へとつなぐ重要な活動です。多くの方々にご参加いただき、この大切な機会を共有できることを願っています。映像の未来を守るために、ぜひこの機会に積極的に参加してみてはいかがでしょうか。