新感覚の安全教育デバイス「UNAGI」
タイ市場での販売開始
シンフォニア株式会社(本社:東京都府中市)は、アプリ連動型の感電体験デバイス「UNAGI」の販売を2025年5月16日よりタイ王国で開始しました。この販売活動は、主に工作機械を扱う専門商社である三菱商事テクノス(タイランド)が担当し、両社の強固なパートナーシップを基に推進されています。これにより、より安全で実践的な労働教育を提供することが期待されています。
感電災害への意識の高まり
タイにおいても製造業が発展するなかで、労働安全衛生への意識が高まっています。しかし、未だに感電災害は大きなリスクであると考えられており、実際の危険を体感することができる教育ソリューションが求められています。「UNAGI」は、そのニーズに応える形で開発されました。
「UNAGI」デバイスを通じた安全教育の目的は、企業全体の安全文化の醸成です。具体的には、安全規範を厳守することや、自発的な危険予知行動を促すことを目指しています。
「UNAGI」の機能と利点
「UNAGI」は小型軽量で、装着が容易な感電体験デバイスです。このデバイスはアプリケーションと連動することで、感電のタイミングや電流の強さを自在に制御できるため、各企業のニーズに合った訓練を行うことが可能です。
また、Bluetooth Low Energy通信を利用することで、多彩なデバイス(VRゴーグルやスマートフォンなど)と連動し、さまざまなシナリオによる訓練ができます。これにより、既存の安全教育をメインに、実践的な訓練セッションを安全に実施できるという大きなメリットがあります。
実績のあるパートナーと共に
シンフォニアは、MCテクノスとの提携により、実践的な安全教育をわかりやすく引き出すことができると期待しています。両社はこれまでの経験を活かし、タイ国内での安全文化の向上に寄与することを目指します。
シンフォニアの代表取締役、瀬戸豊氏は、感電体験を通じて、タイや世界各国における電気関連業務の安全性を高めることで、事故防止に面から貢献していきたいと述べています。
まとめ
「UNAGI」は、陽性の感電体験を通じて安全教育を新たなレベルに引き上げる画期的なデバイスです。社会のニーズに応じて常に進化しているこの技術は、特にハイリスク業界における労働者の安全を確保するための重要な一歩となることでしょう。今後も様々な分野への展開が期待される「UNAGI」の可能性に注目です。いま、タイを皮切りに世界に向けて、その扉が開かれています。
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