日本画体験を通じて未来へつなぐ、合同会社野の画家の挑戦
福岡市に拠点を置く合同会社野の画家は、2025年のソーシャルインパクトを公表しました。この入念な計画は、日本画文化の継承と、次世代への教育機会を提供することを目的としています。責任者である金石美江氏は、日本画の技法や素材を未来に伝えるべく尽力しています。
事業の発展
合同会社野の画家の事業は、天然素材を用いて匠の手仕事により作られる日本画材から始まりました。日本画家立木美江の強い思いから立ち上げられたこのプロジェクトは、日本画の技術と文化を受け継ぐことの重要性を認識したものです。
2025年6月6日には、福岡市中央区六本松に新たなアトリエ「野の間」をオープン。この場所では、日本画の制作体験を行うプログラムが開始されます。また同時に、「野の和」という事業もスタート。この事業は、日本画文化の継承に共感する様々な事業者と協力し、日本画体験ワークショップを共同開催するものです。
プログラムの多様性
「野の間」と「野の和」を通じて、多くの人々に日本画を体験してもらう機会が設けられています。具体的には、403名の体験者が日本画の魅力に触れ、その中には「野の間」での参加者99名、「野の和」での92名、そして子どもたちへの体験を提供する「野の道」において212名が含まれています。こうした体験は、2025年6月6日から12月31日までの期間で実施されました。
提携する事業者たち
「野の和」のプロジェクトに参加している事業者たちは、多岐にわたります。福岡市中央区のUNPLAN Fukuoka、福岡市西区の株式会社SALT、さらには福岡県直方市のBouton / 忘覚庵、久留米市の日果、糸島市のアーティステーション糸島などが名を連ねています。これらの事業者は、日本画文化の未来を支えるため、共にその普及に努めています。
一方、「野の道」では、子どもたちに日本画体験を提供する取り組みが行われています。文具の祭典「ごほうびフェスタ」を主催する石丸文行堂や、EduPorte株式会社の「しゅくだいGO!」など、教育に重きを置く事業者とも連携しています。
未来への展望
合同会社野の画家は、2026年も引き続き日本画制作体験を通じて、人々に絵を描く楽しさを伝え、日本画の深い歴史や美意識にふれる機会が増えるよう努力していきます。日本画文化が次の世代に引き継がれることを切望する彼らの活動は、地域社会への貢献とも言えるでしょう。
お問い合わせ先
さらに詳しい情報が必要な方や参加希望者については、以下の連絡先までお問い合わせください。
担当:金石、小川
E-mail:
[email protected]
Webサイト:
https://nonoma.net
Instagram:
@nonogaka
運営:合同会社 野の画家
このように、合同会社野の画家は福岡市を拠点に、日本画文化を次世代に繋げるための取り組みを重ねています。日本画に興味を持つ人たちにとって、これからの活動から目が離せません。