映画『つるばみ色のなぎ子たち』の制作資料展と講演会が開催
2025年11月3日、東京国立博物館は映画『つるばみ色のなぎ子たち』に関連した制作資料展と、監督の片渕須直氏による講演会を共同開催します。本イベントは、映画に興味のある方はもちろん、日本の歴史や文化に触れたい方にもおすすめです。
制作資料展の概要
制作資料展では、初めて公開されるキャラクター設定資料を始め、千年前の京都を再現するための独自のアプローチ手法にディープに迫ります。この特別展示は2025年10月28日から11月3日までの期間限定で、会場は東京国立博物館の平成館1階ラウンジです。
入場は無料ですが、東博コレクション展の観覧料が必要です。ただし、文化の日である11月3日は、特別に観覧料が免除されるため、訪れる絶好の機会となります。また、この展示は写真撮影及びSNSへの掲載が禁止されていますので、注意が必要です。
講演会の詳細
同じく11月3日、13:30からは片渕須直監督による講演会『清少納言がいた京都に行き、そこに立ちたい』が開催されます。この講演会では、監督が自身の手掛けた『つるばみ色のなぎ子たち』の制作秘話や、清少納言が生きた平安時代の京都をどのように描いたかについて語ります。
さらに、東京国立博物館の松嶋雅人学芸企画部長との対談を通じて、映画作品と文化財との接点について掘り下げるセッションも設けられています。これにより、参加者は歴史と創作活動の相互作用を深く理解できる貴重な機会となるはずです。
参加方法と注意事項
講演会の参加は無料ですが、事前申込制となります。申込期間は2025年9月17日から10月17日までで、応募者多数の場合は抽選となります。385名までの定員が設けられていますので、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。申込は
こちらのリンクから可能です。
映画『つるばみ色のなぎ子たち』について
本作は、片渕須直が原作兼監督を務めるアニメーション映画です。過去の作品として『アリーテ姫』や『この世界の片隅に』など、数多くの評価を受けてきた片渕監督による新たな挑戦をぜひお見逃しなく。公式サイトも要チェックです。
公式サイトはこちら
東京国立博物館でのこの貴重なイベントを通じて、映画『つるばみ色のなぎ子たち』の魅力をじっくりと体感してみてはいかがでしょうか。歴史の息遣いを感じながら、作品の背後にある深い物語と、そこに隠された文化の美しさを探求してみてください。