体験型イベント『値段のないスーパーマーケット in 大阪』が開催決定！

2025年11月1日（土）と2日（日）の2日間、大阪市梅田にて『出張！値段のないスーパーマーケット in 大阪』が開かれます。このユニークなコンセプトは、消費者にとっての「フェアな値段」を考えることを目的としたもので、農林水産省が主導する「フェアプライスプロジェクト」の一環として実施されます。

イベントの背景

このイベントは、2025年2月と3月に東京で開催された「値段のないスーパーマーケット～みんなにとって「フェアな値段」を考えよう～」からの出張版です。日本の農林水産業や食品供給の現状について学ぶことで、参加者は食品の価格を自ら考え、実際にその価格で購入できる機会が提供されます。

記事の詳しい内容

食品と価格の理解

日本では、市場に流通する食品の価格は多くの要因によって決まります。これには生産から消費者の手元に届くまでのコストだけでなく、サプライチェーン全体の効率やコスト高騰の背景も含まれます。『値段のないスーパーマーケット』では、これらの要素を分かりやすく伝えるパネルディスカッションやムービー展示を通じて、参加者に理解を深めてもらいます。

参加者の体験

イベントでは、売り場に並べられた食品（牛乳、豆腐、納豆、じゃがいも、玉ねぎ、カットキャベツ）の値札は記載されておらず、参加者自身が適正な価格を考えるところから始まります。事前に展示されているデータを活用することで、作り手や売り手、買い手にとって「フェアな値段」とは何かを考え、実際に自分が考えた値段で食品を購入する体験を通じて、価格に対する理解を深めることができます。