タニウムとDeep Instinct提携
2021-11-11 14:00:06

タニウムとDeep Instinctが創出する新たなエンドポイントセキュリティの形

タニウムとDeep Instinctがエンドポイントセキュリティの未来を切り開く



2021年11月9日、タニウムはワシントン州カークランドで、サイバーセキュリティにおけるエンドポイントの可視化と制御を強化する新たなパートナーシップを発表しました。相手は、エンドツーエンドのディープラーニングを活用したサイバーセキュリティ技術を持つDeep Instinct社です。この提携により、未知のマルウェアがIT環境に感染する前にその防止策を講じ、企業のニーズに応じた拡張性のあるセキュリティ環境を整えることを目指します。

エンドポイントセキュリティの重要性



エンドポイント、すなわちネットワークの中で情報の収集や処理を行うデバイスは、サイバー攻撃における狙い目となっています。企業や組織にとって、これらのエンドポイントを管理し、悪意のあるソフトウェアから守ることは、より重要な課題として浮上しています。タニウムとDeep Instinctの提携は、こうしたニーズに応える形で進行します。

主な提携の利点



提携によってもたらされる主な利点には以下が挙げられます。まず、エンドポイントでの既知の脅威だけでなく、未知の脅威を実行前にブロックする能力が強化されます。また、タニウムの管理コンソールのみで、エンドポイントセキュリティの識別、防御、検知、対応、復旧の全プロセスを一元的に扱える点が大きな特徴です。

さらに、ディープラーニングを駆使した予防フォーカスのセキュリティアプローチにより、セキュリティ運用チームの負担も軽減されます。これまで多くの誤検知やアラート処理に追われていたITチームにとって、この提携は業務効率の大幅な向上をもたらすでしょう。

最前線での導入



タニウムの共同創業者でCEOのOrion Hindawi氏は、サイバー攻撃にかかる平均コストが900万ドルに上ることを提示し、企業は急速に進化する脅威に対抗するために、完全な可視性が必要だと強調しました。この協力は、IT環境内でのエンドポイントの管理を数秒で行えるようにすることを目的としており、企業がサイバー脅威に対抗する方法を根本から変える可能性があります。

その上、提携により、Deep InstinctのPrevention PlatformとTaniumのThreat Responseが統合され、サイバー脅威を予測・防止する能力が高まります。タニウムは、Deep Instinctが導入されていないエンドポイントを特定し、エージェントを導入する措置も講じます。

統一された防御



ディープインスティンクト社のCEO、Guy Caspi氏は、Fortune 100社の多くがタニウムを信頼していることを触れ、この提携が企業にとって重要な統合された予防ソリューションを提供するものであると述べています。このように、タニウムとDeep Instinctのコンビネーションは、エンドポイントセキュリティにおける革新的で総合的なアプローチをもたらします。

まとめ



この戦略的提携は、ますます増加するサイバー脅威に対抗するための、堅牢で洗練されたアプローチを企業に提供します。タニウムとDeep Instinctが手を組むことにより、企業は自信を持ってエンドポイントの管理やセキュリティ運用を行えるようになります。これにより、企業が直面するリスクを軽減しつつ、効率的なオペレーションを実現する未来が期待されます。

会社情報

会社名
タニウム合同会社
住所
東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー25F
電話番号
03-4577-7960

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。