TAIANが6億円の資金調達を実施し新たな事業展開へ

TAIANがシリーズAラウンドで6億円の資金調達を達成

株式会社TAIAN（タイアン）は、東京を拠点とし、ブライダルとバンケットビジネスに特化したサービスを展開しています。この度、グロービス・キャピタル・パートナーズなど数社からの出資を受け、約6億円の資金調達が完了しました。この資金は、同社の新事業開発と既存のサービス拡大に充当される予定です。

資金調達の背景とTAIANのビジョン

TAIANは「祝い事で社会的つながりを活発化させる」というスローガンを掲げています。創業以来、ブライダル業界における社会的課題に取り組み、従業員の業務負荷軽減やカップル・ゲストの体験価値向上を目指してソフトウェアサービス（SaaS）を提供しています。現在、全国400社以上の事業者と協力関係を築いています。

この資金調達を機に、披露宴などの祝いの場に企業や団体の大規模宴会といった新たな価値を見出し、バンケットビジネス向け事業を開始することに意欲を示しています。これにより、TAIANはさらなる成長を期待し、業界内での影響力を高める考えです。

代表の村田磨理子のコメント

TAIANの代表取締役CEO、村田磨理子氏は、今回の資金調達の完了は投資家のサポートによるものであり、事業の成長がもたらした期待の表れだと感じています。特に、結婚式という貴重な瞬間を通じて、社会と個人のつながりを深めたいという想いを強めています。テクノロジーを活用し、より多くの人々が気軽に祝いの場を楽しむことができるように寄与していくことが求められています。

新たなサービス展開

TAIANは今後、バンケットビジネス向けのサービスも展開予定です。この新規事業は、企業や組織による大規模な宴会ニーズに応えることを目的としており、特別なイベントを作り上げる企業に向けた支援となります。また、当社が開発した「Oiwaii（オイワイー）」というクラウド型婚礼宴会システムが各種サービスと連携することで、ゲスト体験をさらに向上させる計画です。

投資家からの期待

TAIANのシリーズA資金調達に参加した投資家たちは、同社の将来性を非常に高く評価しています。グロービス・キャピタル・パートナーズの湯浅氏は、TAIANが人と人とのつながりを重視し、結婚式の価値を再認識する企業であると強調しました。また、他の投資家も、TAIANが今後祝う場を通じて新たな影響を生み出す企業になると期待を寄せています。

2024年のさらなる展開

TAIANは2024年11月27日にブログで詳細な情報を公開する予定です。新たな事業展開に向けた彼らの挑戦は、これからの社会に新しいつながりのあり方を提供することでしょう。公式サイトやSNSを通じて最新情報をチェックしてみてください。

公式サイト
特設サイト

株式会社TAIANは、その歩みをさらに進めるため、今後も注目したい企業の一つと言えるでしょう。