新たなビジネス創造へ向けた『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024』の受賞者決定
2024年11月14日に開催される『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2024』において、最優秀賞と優秀賞が決定しました。このコンテストは、新しい産業の創出を目指し、「からだ」「こころ」「きずな」の3つの部門で行われ、それぞれの部門から素晴らしいアイデアが選ばれました。
各部門の受賞者
からだ部門
受賞者: 株式会社Raise the Flag. 中村 猛氏
「視覚障がい者の不便を解消することにより、今日より1歩進んだ社会を創造する」をテーマに、視覚に依存できない方々のための支援ソリューション「SYNCREO」を開発。音や振動を通じて周囲の環境を把握できるこの技術は、障害を乗り越えて新しい共存社会のモデルを世界に発信することを目指しています。
受賞者: 株式会社mediVR 村川 雄一朗氏
VR技術を利用したリハビリ機器「mediVRカグラ」を開発。楽しくシンプルな課題設定で、子どもたちの成長をサポートし、通院の負担軽減を目指しています。
こころ部門
受賞者: 株式会社humorous 田村 勇気氏
「ナイトコンシェルジュ」を開発し、半永久的に発光する素材を活用して暗闇対策を実現。様々な場面での活用が期待されるこの技術は、安全対策や地域経済活性化に寄与します。
受賞者: tonari株式会社 後尾 志郎氏
空間をつなぐコミュニケーションツール「tonari」を開発。リモートワークの普及により、新たなつながりの形を提案し、物理的距離にとらわれない社会の実現を目指します。
きずな部門
受賞者: 株式会社エイトノット 木村 裕人氏
自律航行船を用いた淡路島における旅客輸送のDX化を目指す。同社は安全で安心な水上モビリティを提供し、観光資源を活かした新たな体験を創出します。
受賞者: 株式会社MEMORY LAB 畑瀬 研斗氏
「Memory AI」を開発。膨大な情報から瞬時に技術の活用可能性を把握し、地域社会の課題解決に寄与するビジョンを持っています。
コンテストの意義と今後の展望
今回のコンテストは、各部門の受賞者が社会課題解決に寄与するビジネスアイデアを発表する場であり、参加者は共創の精神を持ち寄って新しい産業の形を描いていきます。
今後の開催概要
『Awaji Well-being ビジネスコンテスト2024』は、起業家やスタートアップを対象にし、健康、教育、エネルギーなど幅広いテーマが求められています。受賞者には、淡路島での事業連携や実証実験を支援する特典が用意されており、地域社会との密接な連携が期待されます。
SUNDRED株式会社の取り組み
本コンテストを開催するSUNDRED株式会社は、「100個の新産業の共創」を目指し、社会起点の目的を実現するエコシステムを設計しています。彼らは、幅広い分野の専門家と共に未来のビジョンを描き、新たな産業の創出に貢献しています。
まとめ
今後も『Awaji Well-being ビジネスコンテスト』は、淡路島から全国へと広がる新たなビジネスアイデアの兆しを生み出し、地域社会と連携しながら進化を続けていくことでしょう。私たちは、これらの受賞者の今後の活躍に期待が寄せられることは間違いありません。