新たな魅力を持つ「戦国LOVEWalker2025」
戦国時代をテーマにした観光ガイド「戦国LOVEWalker2025」が、2024年12月23日に発売される。これは、株式会社角川アスキー総合研究所が手がける第3弾の特集で、戦国時代の歴史や名所を体系的に楽しむことができる一冊となっている。
このガイドのメインテーマは、「御城印」。御城印とは、その名の通り、特定の城に関連する印章のことを指し、近年観光客の間で注目を集めている。このムック本では、御朱印の城バージョンとも言える御城印を特集し、著名な武将にゆかりのある城や、一見の価値がある難攻不落の城など、9つのテーマに分けてお城と御城印を紹介している。読者は、歴史を楽しく学ぶことができると同時に、実際にお城を巡る冒険ができる。
戦国武将と歴史のお話を巡る旅
特に注目したいのは、「武将ゆかりの城の御城印」という巻頭特集だ。これは、歴史的に名高い武将、例えば織田信長や武田信玄、真田信繁(幸村)など、20人の武将が生涯を通じて関連するお城とその御城印を取り上げている。この特集を通じて、読者はお城巡りをしながら、各武将の歴史や魅力に触れることができる。
さらに、観光やアウトドアの要素も忘れてはいない。親しい友人や家族と共に楽しめる「武将ゆかりの温泉」に近い城巡りや、初心者でも気軽に訪れることができる山城の御城印も紹介。バラエティに富んだ情報が満載だ。
戦国メタ散歩:歴史を体感する旅
本書では「戦国メタ散歩」という新しい観光方法も提案されている。これは、歴史の舞台となった対戦スポットを振り返り、武将の観点からその足跡を巡るスタイルだ。たとえば、豊臣秀吉が築城した名護屋城や、徳川家康が羽柴秀吉と戦った小牧・長久手の戦いのエピソードが取り上げられており、その周辺には関連する観光名所やグルメ情報も網羅されている。
千田先生のインタビューでさらに深い理解を
また、千田嘉博先生のインタビューも大きな目玉。城郭考古学の権威である千田先生が、お城の魅力的な見方や楽しみ方を教えてくださる。さらに、北海道から沖縄まで、7つのテーマで21の城が紹介され、実際に訪れる際の参考になる。
豪華な付録でさらに楽しめる
「戦国LOVEWalker2025」の最大の魅力の一つは、追加の付録がついてくる点だ。御城印を楽しむための付録として、「現存12天守カレンダー2025」と「オリジナル御城印9種セット」が用意されている。カレンダーは、日付ごとに戦国時代に起きた出来事の解説が含まれており、過去の歴史にも触れることができる。さらに、オリジナルの御城印は、実際の名城とコラボレーションした特別なものだ。
購入方法と出版社情報
「戦国LOVEWalker2025」は、全国の主要書店やオンラインショップで入手可能だ。この旅行ガイドは、戦国時代を深く掘り下げ、行く先々で手に入れた御城印を通じて、歴史の面白さを感じさせてくれる一冊である。歴史への興味を持ち、実際に城を訪れ、御城印を集めることで、さらにその持つ魅力に気づくことができるだろう。
この特集を楽しむことで、戦国時代の歴史への関心が深まること間違いなし!ぜひ手に取り、古の日本の姿を巡る旅に出よう。