KINSが初めて発表した独自原料「Bellp」発酵液で菌ケアの新時代へ

KINSが提案する新たな菌ケアの形

株式会社KINSが、独自の研究成果を結集し、初のポストバイオティクス発酵液「Bellp（べルプ）」を発表しました。これは、菌と生きるライフスタイルを提唱し、健康と美の維持を目指す新たなアプローチです。肌、腸、口内などに生息する多様な細菌群が、私たちの健康状態や美容に与える影響は計り知れません。そのため、常在菌の管理が重要です。

菌ケアの重要性とKINSの取り組み

KINSは、「菌ケアを日常の一部にする」という理念に基づき、菌に配慮した商品開発に力を入れています。皮膚常在菌や腸内細菌のバランスを整え、美肌への道を拓くための新しい製品が求められています。同社は、自らのラボや外部機関と連携し、多くの菌データを蓄積し、そこから生まれたのが「Bellp」です。

Bellpの特性と利点

Bellpは、九州の「バイオジェノミクス」との共同研究によって生まれた製品で、24種類のヒト由来菌が共棲発酵した結果、多種類の代謝物を生み出すことができました。このプロセスにより、468種類の有用な物質が生成されています。特に、乳酸やアミノ酸、ビタミン、ポリフェノールなど、美肌の維持に欠かせない成分が豊富に含まれています。

Bellpが肌に与える効果とは？

加齢と共に変化する皮膚常在菌のバランスをサポートするため、Bellpには美肌に必要な成分が含まれています。美肌菌と呼ばれる表皮ブドウ球菌が生成する成分が肌を保湿し、ターンオーバーを促進します。しかし、加齢によってそのバランスが崩れることが考えられており、そこでBellpが有効に機能します。

加齢に伴い、分泌される皮脂や発汗量が減少しがちです。Bellpはその不足する乳酸やアミノ酸、ビタミンと相互作用し、ターンオーバーをスムーズにする手助けをします。また、抗酸化作用が高いビタミンやポリフェノールを含むため、エイジングケアに強力なサポートを提供します。

科学的根拠と実績

Bellpの効果を科学的に証明するために、DPPHラジカル消去テストが行われ、3%の溶液で17.3%、10%では45.6%の消去率が確認されました。また、エラスターゼ活性を阻害する効果も確認されており、肌の弾力を保つための重要な要素です。このように、Bellpはただの保湿剤ではなく、肌を根本から美しく保つための製品です。