感染管理士として新しいキャリアを築く
歯科医療や介護の分野において、感染管理は非常に重要なテーマです。日本では、一般社団法人日本感染管理検定協会(JIC)が「感染管理士検定」の制度を立ち上げ、専門的な知識を持つ人材を育成する取り組みを行っています。現在、総受検者数が500名に達する見込みで、多くの人がこの機会を利用してプロとしてのスキルを向上させています。
JICの取り組み
一般社団法人日本感染管理検定協会は、感染症に関する知識を橋渡しし、医療従事者や介護従事者の皆様が安全な環境を提供できるよう支援することを目的に設立されました。特に、歯科感染管理士検定と介護感染管理士検定は、2024年にスタートしたばかりですが、すでに多くの申込みが寄せられています。この制度のメリットは、オンラインで気軽に受検できるところです。これにより、全国からの参加が可能となり、受検者数も急速に増加しています。
感染管理士の役割
感染管理士とは、歯科・介護現場での感染症対策に関する知識を持つ専門家です。彼らは、患者や介護対象者、さらには従事者自身の健康と安全を守るために、適切な感染管理の実施をサポートします。JICでは、こうした専門人材を育成し、認定するための試験を実施しています。この試験に合格すれば、歯科感染管理士や介護感染管理士として認定され、資格が得られます。
受検の流れ
感染管理士検定に合格することで、以下のようなメリットがあります。
1.
認定資格の取得: 一度合格すれば、資格を生涯にわたって保持できます(更新は2年ごと)。
2.
在籍証明証の発行: 資格を持つ者が在籍する施設に対して証明書を発行するため、施設のアピール材料にもなります。
3.
JICオリジナルテキスト: 試験で使用するテキストは電子書籍として提供され、合格後も参考資料として利用できます。
今後の検定の日程を以下に示します。
- - 第3回 介護感染管理士検定: 2025年6月15日(申込締切: 2025年6月6日)
- - 第9回 歯科感染管理士検定: 2025年7月27日(申込締切: 2025年7月18日)
受検料は22,000円(テキスト代含)で、介護や歯科の分野に従事している方にとって、この検定はキャリアアップの大きなステップとなります。
メディコムジャパンとの提携
神戸市に本社を置くメディコムジャパンがJICと業務提携し、運営事務を担当しています。この提携により、医療・介護分野での感染管理の知識が普及し、従事者のスキル向上に寄与しています。
新たなキャリアの選択肢として、感染管理士の資格取得を検討してみませんか?詳細は公式サイトからご確認いただけます。
お問い合わせ・申込
一般社団法人日本感染管理検定協会へのお問い合わせ、申込はぜひ公式サイトをご利用ください。
この機会に感染管理士としての新しい一歩を踏み出しませんか?