大阪・関西万博にて「みんなで減CO2プロジェクト」パネル討論会開催

大阪・関西万博での「みんなで減CO2プロジェクト」パネルディスカッション

2025年9月5日、関西の地で開催される「OSAKA JAPAN SDGs Forum」で、「みんなで減CO2（ゲンコツ）プロジェクト」のパネルディスカッションが行われます。このイベントは、日本総合研究所、株式会社三井住友銀行、大阪府の協力によって実現されました。

本プロジェクトは、2023年度に始まり、企業や自治体と連携した脱炭素行動の推進を目的とした協創型の実証実験です。特に、大阪府においては、2024年度には「おおさかで！減CO2プロジェクト」を展開し、エコラベルやカーボンフットプリントに関する学習キットの配布を行っています。この取り組みは、子どもたちに楽しみながら環境について学ばせることを目的としており、保護者の意識も変化することが期待されています。

また、現在このプロジェクトは近畿圏を中心に他府県にも広がっており、教育啓発活動と商品販促キャンペーンを通じて、環境に配慮した消費行動の促進を図っています。このような取り組みが評価され、パネルディスカッションにて発表する機会を得ました。

パネルのテーマは「みんなで減CO2プロジェクト大阪発、全国・世界へ～消費者とともに挑戦するカーボンニュートラル～」で、登壇するのは大阪府の環境農林水産部長や三井住友銀行の代表取締役など、多様な分野の専門家たちです。これにより、産官民それぞれが脱炭素社会に向けてどのような協力ができるかについて議論が展開されます。

パネリストには、大阪府環境農林水産部長の原田行司氏、三井住友銀行副頭取の道岡俊浩氏、江崎グリコおよび万代の社長が名を連ね、進行は日本総研のチーフスペシャリストが担当します。このディスカッションは、15時から30分間予定されています。

今後も日本総研は、大阪府や他地域での生活者の脱炭素行動促進に向けた取り組みを加速していく考えです。このフォーラムは、持続可能な未来を目指す地域の動きに一石を投じる重要な機会となるでしょう。