昆虫食で世界を変える！PO社、昆虫食の可能性に挑む！

昆虫食で世界を変える！株式会社POIの挑戦

近年注目を集める「昆虫食」。株式会社POIは、その可能性に着目し、革新的な取り組みを展開している企業です。代表の清水和輝氏は8年前、昆虫の美味しさに魅了され、その可能性に確信。以来、「昆虫を日常に」という、誰も成し遂げていない壮大な目標に挑戦し続けています。

事業概要：昆虫食の可能性を広げる多角的なアプローチ

PO社は、法人設立前から行ってきた普及啓発活動を基盤に事業を展開。子ども向けや企業向けのイベントや講演会、昆虫食の企画開発、素材研究開発など、多角的なアプローチで昆虫食の可能性を広げています。

具体的には、なんばマルイで開催された「かずきの昆虫食博覧会」では、清水氏自らが子どもたちに昆虫食とSDGsについて熱意をもって発信。また、フリースクールの子どもたちとの交流を通して、教員免許を持つ清水氏は、教育の側面からも昆虫食の普及に貢献しています。

セミの幼虫や成虫を使った商品は、日本で初めて製品化された本格的なもの（当社調べ）。ナッツのような風味を持つセミは、植物的な風味が凝縮され、独特の美味しさで多くの人を魅了しています。近年、首都圏でセミの採取を行う在日外国人の方々に関する話題もありましたが、その美味しさを知れば、採取したくなる気持ちも理解できます。

課題と展望：炎上を乗り越え、未来へ

話題性と同時に、「炎上」も繰り返してきた昆虫食。何度も活動を諦めようと思ったこともあったと清水氏は語ります。しかし、地球の未来のために、新たな可能性の追求は不可欠だと信じ、活動を継続しています。

PO社は、昆虫を食料としての活用にとどまらず、飼料やサプリメントへの活用など、更なる可能性を模索。社名である「Products Of Innovation」が示す通り、革新的な商品やサービスの提供を目指しています。

今後の展望としては、SDGsや大阪・関西万博への参加が内定しており、未来への可能性を示す事業展開を予定。地道な普及啓発活動に加え、企業との連携強化などを通して、昆虫食をより身近なものにすべく、積極的な活動を展開していくとしています。