野球界初！フィールドフォースと田中工業が開発したバント練習用の新アイテム

バント練習をもっと安全に！「バントガード」の誕生

現代の野球において、バントは攻撃戦略において欠かせない技術です。しかし、バント練習時においては、ボールがヘッド側の手に当たる危険が常に存在しています。もし不意に指先を挟むようなことがあれば、選手はせっかくの練習がアクシデントで中断され、さらには試合に出られないという事態にも陥りかねません。そこで、フィールドフォースと田中工業が手を組んで開発した新アイテム「バントガード」がその解決策となります。

バントガードの特徴と効果

「バントガード」は、学童野球から社会人まで幅広く使用できる、指を保護する本格的なアイテムです。このガードをバットに装着することにより、選手は恐怖心を抱かずに思い切りバント練習に取り組むことが可能になります。もともと苦手だった選手も、この安全な環境下で納得のいくまで練習を重ねられるでしょう。

安全面を重視しつつも、技術の向上を促進する「バントガード」は、野球界にとって革新的な商品として誕生しました。

開発の背景とフィールドフォース・田中工業のタッグ

フィールドフォースはその独自のアイデアで多くの野球練習器具を世に送り出している一方で、指をしっかりと保護するための硬質ガード部の開発において苦労していました。一方、田中工業は高精度の金属加工を得意としており、その信頼性のある技術で「Tuf Cage」ブランド下の野球用具を手がけています。但し、田中工業では重量がネックとなり開発が行き詰まっていました。しかし、両社の力量を結集させ、新しい提案として「バントガード」が完成しました。

今回、田中工業がガード部の製作を担当し、フィールドフォースが取り付け部を製作することで、高強度かつ適正な重量を持つ製品が実現したのです。これは、フィールドフォースの創造的なアイデアと日本の町工場が持つ優れた技術力の融合による成果です。