ナチュラルサイエンスと福島大学の共同研究
低刺激スキンケアの分野で知られる株式会社ナチュラルサイエンス(本社:東京都)は、福島大学農学群食農学類の平修教授との共同研究を進め、新たなイメージング技術を用いて角層中の界面活性剤を可視化する成果を発表しました。この研究は、2025年12月に横浜で開催される第3回日本化粧品技術者会学術大会にてポスター発表される予定です。
研究の背景と目的
ナチュラルサイエンスは、敏感肌の研究を30年以上にわたり行ってきました。彼らは特にアミノ酸系界面活性剤が低刺激性を持つことを証明し、敏感肌向け製品を中心に展開していますが、アニオン性界面活性剤が引き起こす皮膚への影響には注意が必要です。これには、洗浄力が強い一方で皮膚に吸着し、かゆみや刺激を引き起こす可能性があるからです。
本研究では、界面活性剤の浸透の挙動を詳細に理解するため、最新のイメージング技術(IMS)を使用し、アニオン性界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEAの挙動を角層の1層目から6層目まで評価しました。
研究方法
研究チームは、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を組み合わせた試料を製造し、これを皮膚に塗布。得られた角層標本を質量分析装置MALDI-Q-TOFを用いて分析しました。この方法により、角層中の界面活性剤の吸着と浸透の様子を可視化することが可能となりました。
研究結果
研究の結果、イメージング技術を用いることで、アニオン性界面活性剤の吸着および浸透の状況を視覚的に評価できることが明らかになりました。特に、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を組み合わせることで、角層内への浸透量が減少する傾向が確認されました。また、角層の深部に進むほどアニオン性界面活性剤の浸透量が減少する傾向も明らかになりました。これらの結果は、従来のLC/MSによるデータと整合性があり、IMSの有用性を裏付けているとされます。
研究の意義
本研究の成果は、界面活性剤の安全性評価において大きな影響を与えることが期待されています。ナチュラルサイエンスは、今後もこの分野の研究を続け、さらに低刺激の製品開発へとつなげていく意向を示しています。特に、赤ちゃんを対象とした敏感肌スキンケア製品「ママ&キッズ」は、皮膚科医等の監修を受けて開発されており、品質の高さが際立っています。
今後の展望
2025年12月の学術大会では、さらなる詳細な研究結果が発表されることが期待されており、今後の低刺激スキンケア製品の開発に向けた重要なステップとなることでしょう。
株式会社ナチュラルサイエンスは、今後もデリケートな肌のための研究を進めてまいります。彼らの公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新の情報を発信しています。
公式サイト
[TEL: 0120-122-783]