アップサイクルな伊予柑エール
2025-01-14 15:27:30

百年続くベーカリーが生んだ新たな伊予柑エールビールの誕生

新たなクラフトビール「Iyokan Saison」誕生



2024年1月14日、神奈川県海老名市のベーカリーが手がける画期的なクラフトビール「Iyokan Saison」が発売されます。これは、百年の伝統を持つベーカリー「Better life with upcycle」による商品の一つで、一般的には廃棄されるパンの耳を使用したエコなビールです。この製品は、愛媛県松山市を拠点にする株式会社MOTTAINAI COCOLOFARMとコラボレーションした結果、誕生しました。

「Iyokan Saison」には、従来廃棄されていた摘果の伊予柑が使用されており、その皮からはフレッシュで豊かな香りが引き出されています。伊予柑の生産量は、日本全体の0.09%と非常に希少です。このビールのプロジェクトは、食品ロス削減をテーマに掲げており、社会に貢献する新たな価値を提供することを目指しています。

環境への配慮と持続可能な農業



農業ロスを削減することをテーマに、MOTTAINAI COCOLOFARMは有機JAS認証を受けたオーガニック伊予柑を栽培しています。摘果された果実は通常廃棄されていたものですが、これに着目し、アップサイクルすることでフレッシュで美味しいビールが実現しました。化学肥料を使用せずに育てられたオーガニック伊予柑を使用することで、食べることのできない部分も無駄にすることなく、美味しさを引き出しています。

また、Better life with upcycleは、社会課題である食品ロス問題への取り組みとして、2021年に設立された部門です。パンの耳を含むモルトを使用し、ビールの発酵過程で伊予柑の皮を加えることで、他にはないユニークな味わいを持つクラフトビールに仕上げています。

スパイシーでリフレッシングな味わい



「Iyokan Saison」は、スパイシーでフレッシュな香りが特徴で、ベルギーのセゾン酵母によるブラックペッパーのような香りと青くクリアな伊予柑のフルーティーな香りが複雑に絡み合います。その上、飲んだ後のキレが良く、ほのかに酸味も感じられるリフレッシングな味わいが楽しめます。

このビールは、630円(税抜き)で販売され、ECサイトや指定の店舗で購入可能です。特に、東京都の台東区や愛媛県松山市等、数店舗で手に入れることができます。特に人気が出ることが予想されるため、気になる方は早めにお買い求めください。

結論



「Iyokan Saison」は、環境への配慮がなされた新たなビールの形です。独自の製法で生まれたこのビールは、ただの飲み物ではなく、持続可能な生産と消費を目指す動きの一環として、私たちに新たな体験を提供してくれるでしょう。ぜひ一度、お楽しみください。


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会社情報

会社名
株式会社MOTTAINAI COCOLOFARM
住所
愛媛県松山市小山田甲1069-1
電話番号

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