エムシードゥコーとCOFREXの戦略的パートナーシップ
エムシードゥコーが2025年大阪万博のフランスパビリオンと独占メディアパートナーシップを結びました。この発表は、エムシードゥコーの代表取締役社長であるマリック・ルマーヌと、フランスの展示会会社COFREXの社長ジャック・メールによって行われました。
エムシードゥコーは、世界的に著名な屋外広告会社であり、日本法人はジェーシードゥコーが85%、三菱商事が15%を保有しています。この提携を通じて、エムシードゥコーはフランスパビリオンのプロジェクトやビジョンを日本全国に広める役割を担うこととなります。
万博におけるフランスのプロモーション
2025年の大阪万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、フランスパビリオンはそのインフラとして重要な役割を果たします。エムシードゥコーは、全国規模で展開するストリートファニチャを通じて、フランスの文化や技術革新を日本国内に向けて宣伝する計画です。
また、この協力によりジェーシードゥコーは、特にフランス企業の国際的なプロモーションを行い、フランスのノウハウや専門知識を最大限に活用します。こうした活動は、万博の開催前と開催中の6ヶ月間にわたって続けられます。
未来社会に向けたビジョン
このパートナーシップは、「いのちを救う」、「いのちに力を与える」、「いのちをつなぐ」という3つのサブテーマを持った万博のテーマと深く結びついています。特に、持続可能で接続可能な都市の発展に寄与し、環境との調和を追求するエムシードゥコーのストリートファニチャが、そのビジョンの実現に向けて大きな影響を与えることが期待されています。
「COFREXとパートナーシップを結び、フランスの専門性を日本に伝える機会を得たことは大変嬉しいです。大阪万博は持続可能で包摂的な未来へのステップとなります」とマリック・ルマーヌはコメントしています。
フランスパビリオンの特徴
フランスパビリオンは、「いのちに力を与える」ゾーンに位置し、未来の技術や文化を体験できる場となります。万博会場の夢洲は、建築家藤本壮介氏によって設計された155ヘクタールの人工島で、160以上の国が参加し、2800万人の来場者を見込んでいます。
この新しい販売手法を活用した広告キャンペーンがどのように展開されるのか、エムシードゥコーとCOFREXの強力な提携が今後も注目を集めることでしょう。
追加情報
さらに、エムシードゥコーは43都市にわたる幅広いネットワークを有し、各地のニーズに応じた独自のソリューションを提供しています。これにより、日本のさまざまな都市でフランスパビリオンの情報を効果的に発信していく予定です。これは、民間・公営の協力を通じて、地域の価値確立にも貢献します。
このように、エムシードゥコーとCOFREXの提携は、2025年大阪万博におけるフランスの存在感を大いに高めることになるでしょう。期待が高まるこの大型イベントにおいて、どのような新しい発見が待ち受けているのか、楽しみが増すばかりです。