XPANDコードが鉄道技術展に
2017-11-27 07:00:03
鉄道技術展に登場する多言語対応のXPANDコードとは
XPANDコードが鉄道技術展に登場!
11月29日から12月1日まで千葉・幕張メッセで開催される「第5回鉄道技術展」において、サイン向けバーコードソリューション「XPANDコード」が披露されます。このシステムは、銀座交通デザイン社が考案し、XPAND株式会社が開発・運営を行っています。日常生活においても多くの言語が飛び交う現代社会において、XPANDコードは案内表示や標識の多言語化対応に役立ちます。
展示内容
1. 軽量型ホームドアに搭載
今回の展示において特に注目されるのは、低コスト且つ軽量な「軽量型ホームドア」にXPANDコードを設置したデモです。ミュージシャンの向谷実氏が考案したこのホームドアは、スマートフォンを使って当該ホームの列車情報を直接表示する機能が組み込まれています。利用者は自身のスマートフォンの言語設定を通じて、簡単に情報を取得できます。
対応する言語は日本語・英語・中国語・韓国語と多岐にわたりますが、必要に応じて他の言語も追加できる柔軟性が特徴です。スマートフォンでXPANDコードを読み込むことで、自分の言語で情報を得られるという利便性が提供されています。
2. 製品・技術パネルの多言語表示
さらに、展示ブース内に設置された主な製品や技術のパネルにもXPANDコードが組み込まれています。ユーザーがスマートフォンで読み取ると、言語設定に合わせたコンテンツが自動的に表示される仕組みです。これにより、日本語のユーザーにはXPANDコードに関する情報が、日本語で、英語のユーザーには英語版が表示されます。
また、パネルの内容はメニューから自由に切り替え可能で、さらにXPANDコードを使用したリーフレットもダウンロードできます。このリーフレットは日本語・英語・中国語の簡体字と繁体字版が用意されており、利用者にとって非常に便利です。
展示の目的と意義
XPANDコードのデモは、特に鉄道関連各社への周知と導入促進を図る目的で行われます。多言語表示が求められる現代において、交通機関ではさまざまな国から訪れる人々に対して、よりスムーズな情報提供が重要な課題となっています。この技術が実現すれば、観光客や外国人利用者に対しても快適な移動環境を提供できるでしょう。
結論
今回の「第5回鉄道技術展」におけるXPANDコードの登場は、これからの交通機関における多言語対応の新しい可能性を示すものとなります。技術の進化と共に、より多くの人々がストレスなく利用できる交通サービスの実現が期待されます。展示会の期間中、ぜひこの革新的な技術を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
XPAND株式会社
- 住所
- 東京都中央区銀座6-6-1銀座凮月堂ビル5F
- 電話番号
-
03-6215-8400