涙の特集がオンラインで楽しめる!
いよいよ7月、涙にちなんだ特別なショートフィルム特集がオンライン映画館「ブリリア ショートショートシアター オンライン」にて始まりました。毎年、7月3日は「涙の日」、7月9日は「泣く日」とされており、この月に込められた思いを反映した作品が揃っています。特集には、感情豊かな短編が5週にわたって配信されます。
特集タイトル「涙の訳は」では、涙がもたらすさまざまな感情に焦点を当てた作品が紹介されています。例えば、なぜ泣くのか理由もわからず涙が流れる時、喜びや哀しみ、安堵といった複雑な感情が交錯する瞬間が描かれています。日本を含むメキシコ、チェコ、韓国、スペインなど、国際色豊かな作品も特徴です。
配信作品ラインナップの紹介
1.
『泣き続ける男』(The Cascade) - 7月2日配信開始
監督:Pablo Delgado Sanchez(メキシコ)
この作品では、何も感じないのに涙が止まらない男の物語が描かれます。彼は視覚ではなく、内面的な葛藤から涙を流し続ける日々を過ごしています。果たして彼はこの見えない涙をどう克服していくのか、心を打つ内容です。
2.
『ストレンジ』(STRANGE) - 7月9日配信開始
監督:落合賢(日本)
内気な高校生オデコちゃんがドラァグクイーンと出会うことで、自分自身を見つけていく過程が描かれます。深い友情と自我の探求が引き起こす涙の物語です。
3.
『デデは死んだ』(Dede is Dead) - 7月16日配信開始
監督:Philippe Kastner(チェコ)
犬のデデとの別れを描いたアニメーション作品で、愛するペットを失うことの苦悩が表現されています。感情的な内容が心に響きます。
4.
『さよならを言いたくて』(Nice to See Your Face) - 7月23日配信開始
監督:Sun NAMKOONG(韓国)
エデンが愛する友人に別れを告げたいという思いに焦点を当てたドラマ作品。視聴者に考えさせる深いテーマとなっています。
5.
『浜辺の観覧車』(Noria) - 7月30日配信開始
監督:Elisabet Terri(スペイン)
自閉症を抱える少年が海辺で宝物探しをする中で様々な出会いと自己発見を経験する物語。感動的で温かい内容が魅力です。
ブリリア ショートショートシアターについて
「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が選定した上質なショートフィルムを視聴できるプラットフォームです。会員登録を行うことで、常時12作品が無料で楽しめます。発表された作品は、感情を呼び起こし、観る人々に豊かな体験を提供するものばかりです。
この特集を通じて、涙の意味やそれに伴う様々なストーリーを再発見できる機会となっています。感謝や別れ、喜びといった感情を感じることができる作品群を、この夏はぜひ楽しんでください。