UPWARD株式会社(以下、UPWARD)は、2025年4月1日に新たな拠点「UPWARD Sales AI Innovation Lab」を設立しました。このラボは、プロダクトとコアテクノロジーの価値創造に特化した施設であり、フィールドワーカーの創造性を引き出し、企業や社会の成長を加速させることを目的としています。
UPWARDのビジョンとミッション
UPWARDの目的は「Inspiring upward creativity」ですが、Effectivenessはこれに分解される特徴的な側面の一つです。つまり、現地での創造的人材の引き出しを目指しているのです。このビジョンを実現するため、UPWARD Sales AI Innovation Labは「Speed is everything. Innovate, now!」をミッションステートメントに掲げています。この言葉は、競争が厳しいスタートアップ業界で急速なイノベーションが必要であることを意味しています。多くの企業がさまざまな成功事例を通じてこれを証明してきた中、UPWARDは確固たる決意を持ってこのラボを立ち上げました。
メンバーの役割とコラボレーション
この新しい拠点では、ビジネスチーム、エンジニア、デザイナーがリアルに集まり、それぞれの役割や専門性を超えて活発に対話を行います。この環境によって、プロダクトやテクノロジーの進化を加速させることが期待されています。具体的には、顧客からのフィードバックをもとに迅速な意思決定が行われ、新たな機能や顧客体験のアイデアが創出されます。共創の場としてのUPWARD Sales AI Innovation Labは、UGA(User Generated Approach)モデルに基づいた、価値を創出する体験の場であり続けます。
エンジニアの革新力
さらに、このラボは技術の深い探求が行われる場所でもあります。UPWARDは、生成AIの利用によって開発プロセスをより高度にし、画像や音声解析、地理情報の精度向上など、AIを駆使した研究開発にも力を入れています。こうした挑戦を行うエンジニアたちが存分に力を発揮できる環境を提供し、UPWARDの将来を切り開く役割を果たすのです。
拠点の開設に対するビジョン
執行役員 CPOの剣持卓弥氏は、「UPWARDは現場のラストワンマイルに徹底的に向き合うプロダクトであるため、自社の働き方やコミュニケーションのあり方を真剣に考える必要がある」と述べています。新拠点の開設は必ずしも出社を前提としたものではなく、フルリモートでの働き方の効率性や多様性を今後も重視していく意向を示しています。このオンラインとオフラインの最適なバランスを取ることが、UPWARDの理念に合致した働き方に繋がるでしょう。
テクノロジーを通じた新たな市場ニーズの探求
CTOの門畑顕博氏は、UPWARD Sales AI Innovation Labは「ビジネスとテクノロジーの融合拠点」としての役割を期待していると語ります。特に「GeoAI Agent」の研究開発が行われており、これは地理情報とAIを掛け合わせた新しい市場ニーズを探求するものです。GeocodingやGeofencing、Geooptimizingといった技術を用い、フィールドワーカーが直面する課題を解決するためのさらなるイノベーションが期待されています。
UPWARDの今後の展望
UPWARDは、営業活動データを自動的にCRMに記録し、現場の営業担当者の活動を最適化するセールスエンゲージメントサービスを提供しています。このラボの設立により、テクノロジーを駆使した営業の最前線での効率を向上させることが可能になるでしょう。今後もUPWARD Sales AI Innovation Labが革新を追求し続け、企業や社会への貢献を実現することが期待されます。
会社情報
会社名:UPWARD株式会社
設立:2002年3月
代表者:金木竜介
所在地:東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング26階
事業内容:セールスエンゲージメントサービス「UPWARD」の開発と提供
URL:
UPWARD公式サイト