ウィーメックスとWelbyグループの新たな協業
ウィーメックス株式会社と株式会社Welbyが、新しい保険者向け健診サービスとして協業を始めることを発表しました。この取り組みは、ウィーメックスが提供する「Wemex 健診代行」に新たな受診勧奨サービスを加えるもので、特に長期未受診者へのアプローチに特化しています。具体的には、特定健診を受けていない人に対し、受診した医療機関から得た同項目の検査結果を基に、健診を受けたと見なす「みなし健診」を行います。さらに、この施策によって特定健診の受診率を引き上げることと、生活習慣病の早期発見に寄与することを目指しています。
協業の背景と目的
特定健診は、生活習慣病を早期に発見し、重症化を避けるための重要な手段とされていますが、全国的にはその受診率が低迷しています。特に、長期間健診を受けていない層に対する有効なアプローチ方法が求められています。この課題に対し、ウィーメックスは電子カルテや特定保健指導など多岐にわたるヘルスケアソリューションを提供しており、保険者を支援する実績も多く持っています。一方、Welbyグループは、PHR(パーソナル・ヘルスレコード)を利用し、健診受診率を上げるための様々なプラットフォームを展開してきました。この協業により、両社の強みを生かして、健診の受診促進に向けた新しい手法を導入することが可能になります。
協業の具体的な内容
この協業により、ウィーメックスが手掛ける「Wemex 健診代行」にWelbyヘルスケアソリューションズの「みなし健診」を追加します。具体的には以下のような流れとなります:
1.
未受診者の抽出: ウィーメックスは、レセプトデータや健診履歴を元に特定健診の未受診者を洗い出します。その後、健診を受けている医療機関とのデータを照合します。
2.
案内の送付: 抽出された未受診者に対し、「みなし健診」の受診を促す案内文を送ります。
3.
みなし健診の実施: 対象者が通院の際に問診票を提出し、協力医療機関から得た健診結果をWelbyヘルスケアソリューションズによって回収、確認されます。この結果を基に、ウィーメックスが保険者に報告します。
ステークホルダーのコメント
Welbyの代表取締役である比木武氏は、「今回の協業は、未受診層への新しい受診導線を創出する大きな一歩です」と述べています。また、ウィーメックスの代表である高橋秀明氏は、「未受診層への新たな選択肢を提供できることを非常に意義深く捉えています」とコメントしています。
この協業は、自治体や健康保険組合の実績を生かし、ウィーメックスの主力サービスに新しい価値を提供するものであり、目指すは健診機会を拡大し、国民の健康を守ることです。今後の双方の更なる連携に注目が集まっています。
企業情報
ウィーメックス株式会社は、PHCホールディングスのグループ企業として、日本国内で広くヘルスケアソリューションを展開しています。また、株式会社Welbyは生活習慣病の管理やデータ活用に焦点を当てたPHRプラットフォーム「Welbyマイカルテ」を提供する企業です。両社の協業は、健診の受診促進にとどまらず、より良い健康社会の構築に寄与することでしょう。