認知症予防の新たな手引き
11月25日、株式会社大洋図書から『医者がすすめるボケない人の習慣50』が発売されます。この本は、工藤孝文医師の監修のもと、認知症になりにくい生活習慣を50個厳選し、わかりやすく紹介しています。
認知症とは?
認知症は、脳の機能が低下し、記憶や思考、判断能力が障害される症状を指します。進行すると、日常生活に支障をきたすことが多く、予防が重要とされています。蓄積された研究結果から、認知症にならない、あるいはなりにくい人々には共通する生活スタイルがあることが明らかとなっています。
本書の特徴
本書では、ボケない人たちの生活習慣を以下のように4つの章に分けて詳しく紹介しています。
第1章:食事習慣に注目
生活習慣病の予防を目的とした自身の食事に気を使うことが提案されています。たとえば、ボケない人たちは「1日3食」をしっかりと摂ることが基本です。また、青魚や納豆が好まれ、カマンベールチーズがBDNF濃度を上げることも知られています。さらに、ガムを噛むことで脳の血流を改善する効果があるとされています。
第2章:運動習慣の重要性
運動は認知症予防に不可欠です。週に3回の有酸素運動を行うことでリスクが低減することが分かっています。外を歩く際には、しりとりをしながら歩くなど、脳を使う工夫を取り入れることが勧められています。階段を下る方が運動効果が高いという情報も見逃せません。
第3章:趣味や社交の時間
ボケない人たちの趣味には共通点があります。聞き手と逆の手で作業をしたり、人との触れ合いを大切にしたり、ボランティア活動を行うことで社会とつながることが精神的な健康につながることが研究で示されています。カラオケで懐かしい曲を歌ったり、週に一度はおしゃれをして外出することが推奨されています。
第4章:病気の予防と生活習慣
意外かもしれませんが、ややぽっちゃりした体型の方がボケにくいという説もあります。長時間座ることが危険であるため、適度な運動が求められています。また、ネバネバ食材で血糖値をコントロールし、早期に補聴器を使用することが認知症予防に役立つのだとか。理想的な睡眠時間についてのアドバイスも掲載されています。
監修者紹介
工藤孝文医師は、生活習慣病を専門とし、様々なメディアに活躍する著名な医師です。東京を中心に全国で講演活動を行い、多くの方に病気予防の重要性を伝えています。
まとめ
本書『医者がすすめるボケない人の習慣50』は、認知症対策を始めたい方や高齢の家族を持つ方々にとって、有益な情報が詰まっています。手軽に実践できる習慣が数多く紹介されており、ぜひ手に取ってみてください。定価690円で、全80ページのフルカラー仕様です。
本書の購入は
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