映像制作会社パラゴンがデジタルクリエイティブ戦略室を設立し新たな挑戦へ

映像制作会社パラゴンが新たな戦略室を発足

映像制作を手掛ける株式会社パラゴンは、このたび「デジタルクリエイティブ戦略室」を設立しました。この戦略室は、デジタル広告市場の急成長を背景に、デジタルマーケティングの企画から実行まで一貫して行うことを目的としています。

動画広告市場の拡大

2016年には動画広告市場が前年比157%で842億円に達しました。この成長からも伺えるように、企業はますますデジタル領域でのプレゼンスを高める必要があります。そこで、パラゴンは広告主のニーズに応える形で、デジタルに特化したマーケティング戦略を提供することにしました。

pipilottieとのコラボ

特に注目すべきは、女性向けEコマースサイト「pipilottie」との連携です。ここでは、デジタルと動画を融合させた「ショッパブルムービー」の企画・制作を行い、顧客に新たなショッピング体験を提供しています。この施策を通じて、同サイトでの購買転換率が動画を閲覧していないユーザーに比べて約216%も向上しました。これは、映像を通じて商品がより身近に感じられた結果と考えられます。

AIやVR技術の導入

今後、デジタルクリエイティブ戦略室ではAI（人工知能）やVR（バーチャルリアリティ）といった新しい技術も積極的に取り入れ、どのようにしてマス向けのデジタルマーケティングを進化させていくかに挑戦していく予定です。この戦略室による取り組みが、映像制作業界全体にも新しい風をもたらすことが期待されています。