マニュライフ生命、新たなブランドキャンペーンを開始
マニュライフ生命保険株式会社(以下、マニュライフ生命)は、2025年1月20日から新しいブランド広告キャンペーンを開始します。このキャンペーンは長寿に対する新たな考え方と将来への備えの重要性を伝えることを目的としています。
質問が生む意識
2024年12月、東京の特定の屋外広告スペースでティーザーキャンペーンとして実施された「人生100年時代にワクワクしていますか?」という疑問が投げかけられました。これに対する答えは、将来的な準備によって変わるかもしれないというメッセージが広がりました。
2025年にはこのメッセージ部分が拡大され、「長生きなんて、するもんじゃない?」という新たな問いかけが展開されます。生活者の将来への不安を取り上げることで、長寿社会に対する意識を高める狙いです。
長寿の現実と不安
マニュライフの常務執行役員であるカーラ・ハートライト氏は、「人々が長生きを望むのは自然ですが、多くの生活者が実際には不安を抱えていることが調査で明らかになりました」と語ります。具体的には、2050年までに100歳以上の高齢者数が46万人を超えると予測されています。2024年のアジア・ケア・サーベイによれば、日本の生活者は将来の経済的安定に対する自信が非常に低いとされ、特に40歳以上でその傾向が顕著です。
不安を力に変える
ハートライト氏は「今回のキャンペーンを通じて、人々の不安をポジティブな力に変えていくことを目指しています」と述べています。このキャンペーンでは「長生きなんて、するもんじゃない」というメッセージを、実際に人生の重要な局面での選択に成功した人々のストーリーを通じて伝えます。最初の取り組みとして、89歳の写真家、操上和美氏を紹介。彼は活力溢れる生活を送り、成功を収めています。
新しいブランドメッセージ
このキャンペーンの中で、マニュライフ生命は新たに「人生に、たしかな選択を。」というブランドメッセージを発表しました。これは、顧客が信頼できる情報に基づいて、自信を持って選択できるようサポートすることを意味します。
お客様への信頼とサポート
マニュライフ生命のCEOブノワ・メスレは、「我々は生命保険会社として、お客様がより良い選択を行えるよう支援する役割があります。保険ソリューションは、貯蓄だけでは賄えない部分を補い、持続可能な資産形成を促します。」と話します。
2025年1月20日からは、新宿や渋谷などの主要エリアでの屋外広告や電車内広告、オンライン広告が展開されます。
このように、マニュライフ生命は設立25周年を経て、企業変革を実現しながらも、より良い社会を目指し続けています。2024年には「トップ・エンプロイヤー」として国際的な評価を受けています。
今後も、私たちの生活を支える存在として、長寿社会における選択肢についての啓発に力を入れていくことでしょう。