株式会社エムトラスト 新本社『TRUST building』の誕生
千葉県習志野市に位置する株式会社エムトラストは、業界の不透明性に果敢に挑む新しい拠点『TRUST building』を開設しました。この新オフィスは、同社が15年の歴史を持ち、累計5000件以上の内装・リフォーム工事を手がけてきた実績を基に、透明性を追求した空間として設計されています。
内装工事業界の課題
長らく内装業界は、価格不透明や労働環境が厳しいというイメージを払拭できずにいました。見積もりの根拠が曖昧であったり、職人や技術者が正しく評価されていないといった現実が、業界全体の信頼性を損なっています。このような問題が続く中、エムトラストの代表・高橋勘太は、YouTubeチャンネルを通じて業界の真実を発信し続けています。彼は、見積もりや商慣習を透明化することを目指し、業界の改善を願っています。
新オフィスの理念
新本社『TRUST building』の設計には、業界の透明化という思想が反映されており、発信された理念を実際の空間に具現化するために、工事段階から細部にわたるチェックが行われました。通例であれば隠されてしまう建材や構造をあえて見せることで、発注者にとって理解しやすい環境を提供しています。
例えば、執務室の床にはOAフロアがそのまま使われており、軽量鉄骨の骨組みがそのまま見える天井設計など、通常隠される部分にも意図をもって光を当てています。また、フローリング材やクロスなどの素材は、カタログやサンプル片ではなく、実際にオフィスの空間に触れることで、質感を体感できるように配慮されています。
ユニークなオフィス設備
新オフィスは、機能性だけでなく、人が集まる場としての創造的な設計も考慮されています。4階には自由に利用できるバーカウンターが設置され、顧客や業界関係者がカジュアルな形で交流できる場を提供しています。このスペースは、発注者と施工者の情報の非対称性を解消するための意図が込められています。
加えて、社内には撮影スタジオも新設されており、ここからは業界の実情を発信し続けるためのコンテンツ制作も行う予定です。これは、発注者からのリアルタイム質問にも答えることで、透明性を高めようとする試みです。
心身のリフレッシュを目的とした屋上サウナ
さらに、新オフィスの屋上にはサウナ施設が設けられています。現場作業を終えた職人や技術者が、仕事の疲れを癒し、リフレッシュできる環境が整備されています。このような福利厚生を通じて、建築業界のイメージを改善し、より良い労働環境を提供することが目指されています。
設計者のビジョン
本プロジェクトの空間デザインは、外部クリエイターと協力して作り上げられました。既存の建物に新たなレイヤーを重ねることで、無機質な空間に温もりを感じさせる設計となっております。これは、働く人々が穏やかに過ごせる空間を提供することを目的としています。
今後の展望
『TRUST building』の開設は、エムトラストが業界変革を目指す一歩に過ぎません。これからも透明性を高め、職人の評価制度や若手人材の育成に取り組むことで、業界全体の信頼回復に寄与する計画です。内覧会が開催される2026年7月31日には、多くの関係者が集う予定で、メディアの取材も受け付けるとのことです。高橋氏は、自社ビルを通して業界の未来を切り開くという強い決意を示しました。
お問い合わせ
エムトラストは、引き続きこの新たな拠点を活用して建築業界の発展に寄与していくことでしょう。
エムトラスト公式ウェブサイト
YouTube: 高橋かんたの内装工事ちゃんねる