品川で開催される外国人雇用セミナーの概要と目的

外国人雇用セミナーを品川で開催

日本の外食業界や宿泊産業が直面している人手不足問題を解決するため、特定技能ビザに関するセミナーが12月4日に東京・品川で行われます。このセミナーは、先日横浜で開催されたものに続くもので、業界関係者からの強い要望に応える形で実現しました。

セミナーの構成

今回のセミナーは二部構成になっており、一部では日本料飲外国人雇用協会の猪口氏が、特定技能ビザの基本的な説明と、現状の取り組みについて語ります。特に半年以上経った現在の雇用状況や今後の見込みについての洞察が期待されます。

二部では、外食業に特化した専門家たちによるパネルディスカッションが行われます。養老乃瀧株式会社の小俣氏や、弁護士の石崎氏、元日本語学校校長の柳田氏が参加し、各々の視点から外国人雇用の現状と課題について意見交換を行います。このパネルディスカッションでは、参加者が直接質問することもでき、より具体的なアドバイスや情報を得る機会となるでしょう。

外食業の現状と特定技能ビザ

今年度の入管法改正により、外食業界における外国人雇用が現実となりましたが、依然としてVISAの認可が進まないことに関しては多くの悩みが残っています。日本料飲外国人雇用協会では、業界の人材不足に対抗する特定技能ビザ活用の重要性を訴えていますが、参加者はこのセミナーを通じて有益な情報を得ることができるでしょう。

加えて、協会は外国人雇用に関するさまざまな疑問への回答を進めており、業界全体での理解を深める手助けをしています。外食業に携わる経営者や人事担当者が集まり、情報を交換することで、共通の課題を解決する手段を見つけることを目的としています。

セミナーの詳細と参加方法

このセミナーは、東京海上日動火災株式会社、株式会社オービックビジネスコンサルタント、宝印刷株式会社の主催で行われます。日時は2019年12月4日（水）14：00から16：00、場所は東京海上日動火災保険株式会社東京中央支店の大会議室です。参加費は無料で、定員は100名までの制限があります。参加を希望する方は、予約が必要です。