りんごアート博覧会が飯綱町で開催！アートと美味しさの共演

飯綱町で初めての試みとなる「りんごアート博覧会」が、2024年10月5日から11月4日までの間、いいづなアップルミュージアムで開催されます。

このイベントは、りんごの町として知られる飯綱町ならではの特別な展示会です。全国および海外から集められた、りんごをテーマにしたアート作品を募集し、選考を経て70点以上が展示されます。作品は絵画、陶芸、彫刻、切り絵、デジタルアートなど多岐にわたり、作家ごとの独自の視点でりんごが表現されています。とりわけ、個性的な作品が一堂に会するこの機会は見逃せません。

出展作品の中でも特に目を引くのは、竹彫刻の「scent」を手がけた西村大喜や、絵画作品の「幻影（phantom）」を発表した西田礼子。そして特別招待作品としてダンボールアートの「リンゴブリン」を展示するオダカマサキも登場します。これらの作品によって、りんごという普遍的なテーマがどのようにアートとしての命を吹き込まれるのか、じっくりと観察できます。

この展示会は、特にSNSでの出展作品募集をきっかけにしたため、非常に多くの応募が寄せられました。なんと、当初の想定の約3倍にあたる応募数があり、中にはイギリスからの出展も含まれています。これは、日本で開催されるアートイベントの中でも非常に稀なケースと言えるでしょう。

展示会会期中は、美味しいりんごが実る季節でもあります。いいづなアップルミュージアムでは、日本の伝統的な品種だけでなく、海外から輸入された珍しいりんごも栽培・販売しています。アートと美味しいりんごの両方を楽しむために、ぜひ足を運んでみてください。

また、会期中には特別イベントも用意されています。その一つは、リト＠葉っぱ切り絵によるオリジナルポストカードの販売会です。昨年の企画展で好評を博した作品が再度展示されるほか、500枚限定の新作ポストカードも販売されます。これらのポストカードは、りんごをテーマにした作品となっており、特に貴重な商品となります。

さらに、りんごアート博覧会の中から選ばれた作品を表彰する「りんごアートアワード2024」の開催も予定されています。来場者は気に入った作品に投票し、最も票を集めた作品にはトロフィーや賞品が授与されます。金賞受賞者は、個展開催の権利も獲得できるため、アーティストにとっては大きなチャンスとなるでしょう。

この「りんごアート博覧会」は、飯綱町が日本一のりんごの町を目指す取り組みの一環でもあります。町民やミュージアムの委員会から集まったアイディアの中から、りんごとアートを融合させたこの企画が立ち上げられました。

いいづなアップルミュージアムでは、りんごに特化した展示を行っており、ミュージアムに訪れることで新たな発見や感動があることでしょう。みなさんも、ぜひこの機会にアートと美味しいりんごを楽しんでください。

【展示会の詳細】