製造業向けOTセキュリティ強化サービスがいよいよ始動！

製造業向けOTセキュリティ強化サービスが始動！

これまで比較的安全とされていた製造現場のOTネットワーク。しかし、デジタル化の影響で接続が進む今、その状況は変わりつつあります。都築電気株式会社は、この流れを受け、「OTセキュリティ＆ネットワークパック」を新たに提供開始しました。このサービスは、工場の製造現場における制御技術ネットワークのセキュリティ強化と安定稼働を支援するものです。

OTネットワークの現状とリスク

製造業において、OTネットワークはこれまでクローズドな環境で運営されてきました。しかし、デジタル化が進む中で、ICTネットワークとの接続が増加し、サイバー攻撃などのリスクが急増しています。これにより、情報漏洩や生産ラインの停止といった深刻な事例も報告されています。これらの課題に対処するため、都築電気はAGCひとつとしての取り組みを余儀なくされています。

OTセキュリティ＆ネットワークパックの概要

新たに提供される「OTセキュリティ＆ネットワークパック」は、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指した多彩なサービスを含んでいます。具体的な内容は以下の通りです：

1. ユーザーエクスペリエンス: クライアントは簡易診断や専門施設の見学を通じて、OTネットワークに関連する問題やサービスの実現イメージを具体的に把握できます。
2. 導入支援: 組織、運用、物理面における現状認識や改善点に対する客観的な提言を行い、ルール策定をサポートします。
3. 構築: 高セキュリティで信頼性の高いOTネットワークを構築し、eラーニングなどの教育コンテンツを提供します。
4. 運用保守: セキュリティ装置やネットワーク機器の監視を通じてリスクを早期に発見し、未然に脅威から保護します。

このサービスを実現するため、都築電気はグローバルセキュリティエキスパート、クロス・ヘッド、ネットワンパートナーズと業務提携を結びました。各社の専門知識とリソースを集約することで、より効果的なセキュリティ対策を提供することを目指しています。

業務提携の重要性

業務提携により、各社は自身の持つ技術や知見を活かして製造業向けのセキュリティ対策を強化します。グローバルセキュリティエキスパート社は、サプライチェーン全体への影響を深く考慮し、企業規模に応じた幅広いセキュリティ対策を提供。クロス・ヘッド社は安定したセキュリティ運用を実現し、迅速な対応を実施します。ネットワンパートナーズ社は、自らのネットワークとセキュリティ技術を駆使して、安心できる製造現場の構築を目指します。

都築電気のビジョン

都築電気株式会社は「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」を企業理念に持ち、ICTを通じて企業価値向上と社会課題解決に貢献しています。2023年には創業100年に向けた長期ビジョンを策定し、「Growth Navigator（成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団）」への変革に挑戦しています。これにより、持続可能な企業価値の向上を図ります。