次世代炭素材料の量産へ
2026-03-12 10:48:57

株式会社3DCが次世代炭素材料の量産を加速する資金調達を実施

株式会社3DCの新たな挑戦



2023年10月、株式会社3DCは次世代炭素材料であるGraphene MesoSponge®(GMS)の量産工場の設立を目指して、シリーズAラウンドの2ndクローズを実施しました。この資金調達により、合計3.7億円を調達し、シリーズA全体での調達額は28.2億円に達しました。この動きは、次世代炭素材料の商業化に向けた大きなステップとなります。

Graphene MesoSponge®(GMS)とは


GMSは、炭素原子1つ分の厚みを持ち、スポンジのような三次元構造を特徴とする新素材です。柔軟性や多孔性、導電性、耐食性に優れ、電池性能を飛躍的に向上させる可能性を秘めており、特に高出力・高容量リチウムイオン電池の開発に寄与すると期待されています。3DCは、GMSを国内外の数多くの電池メーカーに提供し、実用化に向けた検証を進めています。

資金調達の狙い


今回の資金調達は、GMSの量産化を迅速に実現し、さらには研究開発に投資して生産技術を確立することを目指しています。具体的には、岐阜県土岐市に建設中のパイロット工場の拡張や、電池材料の開発、海外パートナーシップの深化などに充当される予定です。

ディープテックにおける挑戦


ディープテック分野では、技術の商業化に際して「死の谷」という課題が存在します。革新的な技術は高い可能性を秘めている一方、その検証に莫大な投資と時間を要します。3DCは、業界のリーディングカンパニーとの提携を通じて、量産体制を早期に構築し、商業化に向けたハードルを乗り越える意向です。

ステークホルダーとの協力


3DCは、さまざまなステークホルダーとの協力を強化し、原材料の調達、生産技術の確立、高付加価値材料との連携など、必要な要素を取り入れていく方針です。出資先には、日本カーバイド工業、東亞合成、アシザワ・ファインテックなどが名を連ね、各企業が3DCのビジョンに賛同し、協力関係を築いています。

企業の目指す未来


株式会社3DCは、2023年に世界初のGMS量産工場を設立し、この新素材を通じて電池産業の革新と持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。未来を見据えた事業展開を行い、グローバルな市場において競争力を持つ企業へと成長するための基盤を築き上げています。

まとめ


現在、次世代炭素材料の開発は世界的に注目されており、3DCの挑戦はその流れを加速させる重要な一歩となります。新たな試みがもたらす革新に期待が寄せられています。

詳細については、3DCの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ツクリエ
住所
東京都千代田区神田猿楽町2-8-11 VORT水道橋Ⅲ 6階
電話番号
03-4405-1357

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