DJI Dock 3の特徴
2025-02-27 22:06:18

24時間365日稼働可能なDJI Dock 3で未来のドローン運用が加速

DJI Dock 3の登場



2025年2月、世界有数のドローンメーカーであるDJIが革新的な製品、DJI Dock 3を発表しました。これは、ドローンを収納し、自動で運用できる軽量ドックで構成される「ドローン・イン・ア・ボックス(DiaB)」ソリューションです。これにより、公共安全や緊急対応、インフラ点検など、さまざまなシーンで24時間365日リモートで操作できる可能性が開かれます。

DJI Dock 3の特長



1. 全天候型での運用性能


DJI Dock 3は、特に過酷な環境でも使用可能な設計が施されています。システムは-30°Cから50°Cの幅広い温度範囲で機能し、充電も問題なく行える性能を誇ります。また、IP56の防塵・防水性能を持つため、ほこりや水の影響を受けずに安定した運用が可能です。これにより、厳しい条件下での重要なオペレーションが安心して行えます。

2. 柔軟な設置と超長距離伝送


設置場所の自由度も高く、車載設置に最適化されているため、異なる環境でも効率的に作業が行えます。さらに、車両に2つのドックを同時に設置することで、デュアルドローン運用が可能となります。これにより、ミッションの効率が大幅に向上します。

3. 高性能ドローンの搭載


DJI Dock 3には、最新のDJI Matrice 4Dと4TDドローンが搭載されています。これらのドローンは、前進飛行で54分、ホバリングで47分の飛行時間を誇ります。また、広角、中望遠、望遠のカメラとレーザー距離計を備え、夜間でも高品質な画像を取得することができます。特にDJI Matrice 4TDは、白黒ナイトビジョンと赤外線カットフィルタを持ち、夜間のオペレーションにおいても頼りになります。

4. インテリジェントな運用管理


DJIのFlightHub 2を利用することで、ドックのリモート操作がさらに強化されます。自動的に飛行ルートを設定し、ドローンが対象物を識別、または異常を検出することが可能になります。この自動化により、運用管理が一層効率化され、複雑な環境での精度も向上します。加えて、障害物検知機能を備えたLiDARやミリ波レーダー技術の搭載により、安全性も高まることでしょう。

5. 最新の周辺機器


もともと高機能なドローンに加えて、ジンバル追随スポットライトや高音質のリアルタイム音声スピーカーを装備。DJI AL1スポットライトは最大100mの距離で被写体を照らし、AS1スピーカーは300m先に音声を届ける能力を持っています。このような多様な機能が組み合わさり、DJI Dock 3は各種ミッションの遂行能力を大幅に向上させています。

まとめ


DJI Dock 3は、ドローン運用の新たなスタンダードとなるでしょう。さまざまな環境に適応し、無限の可能性を秘めたこのソリューションは、特に公共安全やインフラ点検といった分野でその威力を発揮します。DJIのWebサイトや正規販売代理店で詳細情報を確認し、将来のオペレーションを新たなレベルへと引き上げてはいかがでしょうか。

DJI公式ウェブサイト

お問い合わせ情報


DJIに関するさらなる情報、または製品の購入をご希望の方は、DJI Enterprise正規販売代理店にてご確認ください。


画像1

会社情報

会社名
DJI JAPAN 株式会社
住所
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス11F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: エンタープライズ DJI ドローン

Wiki3: エンタープライズ DJI ドローン

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。