特別展「道修町くすりのはじまり展」の魅力
田辺三菱製薬は、2025年に創立347周年を迎える歴史的な製薬会社です。その中核をなす大阪・道修町は、江戸時代から医薬品の集積地として知られています。この特別展は、その道修町の貴重な歴史に焦点を当て、来館者に「くすりのまち」の魅力を伝えることを目的としています。
イベント概要と焦点
特別展「道修町くすりのはじまり展」は、6月2日から9月30日まで開催され、さまざまな展示やプログラムが用意されています。その一環として特別なワークショップが行われ、カレーの文化と医薬品の歴史が交差する体験が提供されます。
本ワークショップでは、全国的にも著名なカレー専門のコンサルティング会社「カレー総合研究所」の学長、井上岳久氏が登壇。この機会に、来館者は明治期のカレースパイスを制作し、歴史を体感することができます。具体的には、昔ながらの器具「薬研」を使って生薬をすりつぶし、自分だけのカレー粉を作ります。このワークショップは、参加者全員に「明治期のカレースパイス」がプレゼントされる特典付きです。
プログラムの時間割
1.
日程と時間:2025年8月2日(土)の14:00~15:30
2.
受付開始:13:40
3.
講演会:「くすりのまち・道修町を学ぼう!」
- 講師:くすりの道修町史料館館長・深澤恒夫氏
- 時間:14:00~14:40
4.
薬研体験会:「明治期のカレースパイスを作ろう!」
- 講師:カレー大學学長・井上岳久氏
- 時間:14:40~15:30
このイベントには、小学生以上の参加が可能で、保護者の同伴が必要です。定員は40名で、先着順に申込が受け付けられます。参加費は無料で、事前申し込みが必要です。
カレーと医薬品の関係を学ぶ
今回のイベントは、カレーの歴史だけでなく、道修町の薬の歴史を学ぶ素晴らしい機会です。医薬品産業の変遷とともに、食文化としてのカレーの発展についても理解を深めることができます。これにより、健康や文化に対する認識が広がり、薬の起源とその重要性について知識を深めることができるでしょう。
また、田辺三菱製薬の史料館では、会社の成り立ちや道修町の魅力を展示したパネルや動画も見ることができ、訪問者はさらに深く学ぶことができます。
未来の医療と健康を考える
田辺三菱製薬は、地域社会への貢献を念頭に置きながら、これからも医薬品の未来を切り拓いていく方針です。特別展や関連イベントを通じて、地域の皆さまへ健康に関する貴重な知見を提供し続けることで、医療の大切さを伝えていくことを目指しています。
お問い合わせ情報
特別展やワークショップへの参加方法については、田辺三菱製薬の公式ウェブサイトを訪れることで、詳細を確認できます。興味のある方は、ぜひお早めに申し込み、貴重な体験をお楽しみください。
現在の医療と過去の歴史が交じり合う特別な体験を通じて、新しい発見が待っています。