障がい者雇用支援を強化するセミナーの開催について

障がい者雇用支援の新たな一歩

株式会社クリエアナブキは、香川県高松市に本社を構え、障がい者雇用を通じて企業の価値向上を図る取り組みを行っています。特に「障がい者雇用サテライトオフィスウェル工房」を通じて、企業の人的資本経営をサポートし、働く人々のウェルビーイングの向上に重きを置いています。

新規事業に向けたセミナー開催

2025年5月27日（火）に、障がい者雇用についての企業向けセミナーを開催します。このセミナーでは、一般企業や人材サービス系企業の事業開発担当者、障がい者支援機関の関係者が参加対象となります。参加者は、障がい者を雇うことの重要性や高付加価値業務の可能性について学ぶことができます。

セミナーの具体的な内容は、なぜ今障がい者が高付加価値業務を担う必要があるのか、導入コストを抑えた実践的な業務の提案、人材サービスや障がい者支援機関としての新たな事業の可能性についてです。また、参加者からの質問に答える時間も設けられています。

法定雇用率と企業の現状

障がい者雇用の法定雇用率は段階的に上昇しています。2024年4月には民間企業の法定雇用率が2.5％に引き上げられ、2026年7月からは2.7％に達します。雇用率は年々増加しており、2024年には実雇用率が2.41％に達しますが、依然として法定雇用率を達成していない企業が約54％存在し、さらなる理解と取り組みが求められています。

ウェル工房の魅力

ウェル工房は、障がい者が自身の特性に合わせた雇用形態で働けるよう設計されたサテライトオフィスです。2020年4月に坂出市にオープンし、現在までに香川県と大阪府の4か所で障がい者雇用を支援してきました。この取り組みを通じて高い定着率を維持し、職場環境の整備にも力を入れています。

職場の特色として、農園型のオフィス空間を持ち、障がい者が自らの能力を最大限に発揮できるよう支援しています。具体的には、初期投資コストを抑え、少人数からの雇用が可能であるため、企業にとっても取り入れやすいモデルとなっています。