サイバーセキュリティ強化の提携
2025-07-28 11:36:15

サイバーセキュリティ強化へ向け、サイバーリーズンとTCSが業務提携を発表

サイバーリーズンとTCSが新たな業務提携を発表



サイバーリーズン合同会社(以下「サイバーリーズン」)と株式会社東証コンピュータシステム(以下「TCS」)が、2023年7月28日より金融業界向けのサイバーセキュリティ強化のために業務提携を締結しました。この提携により、サイバーリーズンが持つ先進的なセキュリティ技術と、TCSの長年の実績が融合し、金融機関向けにより効果的なサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を提供する運びとなります。

エンドポイントセキュリティの新時代



サイバー攻撃は日々進化し、その脅威はますます巧妙化しています。特に、金融業界はサイバー攻撃のターゲットとなりやすく、高度持続的標的型攻撃(APT)などに対して、強固な防御システムが求められています。このたびの提携では、両社の強みを生かして、個別のニーズに応じた包括的なセキュリティ体制を構築。具体的には、TCSの高い運用知識と、サイバーリーズンの最先端テクノロジーが組み合わさり、リアルタイムでの脅威検知と迅速な対策が可能となります。

TCSのセキュリティSUITEの利点



今回の提携で提供される「東証コンピュータシステムセキュリティSUITE」は、金融庁の安全対策基準に準拠した独自レポートを提供するサービスです。企業に無償で提供されるこのサービスは、状況報告や改善施策の提案を行い、経営層に対しても必要な情報を提供します。さらに、定期的な外部脆弱性診断や社内向けの教育プログラムも無償で提供され、顧客のセキュリティレベルを向上させる助けとなります。

Cybereason EDRとNGAVの導入



今回の業務提携により、CybereasonのEDRおよびNGAVが「東証コンピュータシステムセキュリティSUITE」の新たな対象として加わります。これにより、金融業界はより効果的なセキュリティ対策を実現できるでしょう。具体的には、エンドポイントでの異常な行動がリアルタイムで監視され、異常が検出され次第、即座に対応可能です。月次レポートでは運用状況が可視化され、企業は自身のセキュリティ体制に対する理解を深めることができます。

代表者の声



TCSの専務執行役員である小谷知哉氏は、近年のサイバー攻撃の巧妙さが増していることを指摘し、エンドポイント防御がますます重要であると強調しています。彼は同社の「東証コンピュータシステムセキュリティSUITE」がEDR製品と高い親和性を持ち、顧客の防御力を向上させることに期待を寄せています。一方で、サイバーリーズンの代表、桜田仁隆氏は今回の提携の意義を語り、金融業界におけるセキュリティ対策強化につながることを期待しています。

まとめ



今回の業務提携は、サイバーリーズンとTCSの協力によって、金融業界のセキュリティ対策が一層強化されることを意味します。彼らの提供するCyberreasonの最新技術が、金融機関におけるサイバーセキュリティの未来を切り開くことでしょう。今後も注視していく必要があります。


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会社情報

会社名
サイバーリーズン合同会社
住所
東京都中央区京橋1-17-10住友商事京橋ビル8階
電話番号

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