西川栄治新社長就任
2025-12-01 14:43:16

エアバス・ジャパンの新社長に西川栄治氏就任、未来の航空を牽引

エアバス・ジャパンに新たな風、西川栄治社長の任命



エアバス・ジャパン株式会社は、日本市場における航空宇宙事業のさらなる推進のために、西川栄治氏を新たな代表取締役社長として任命しました。西川氏は2026年1月1日付で社長に就任し、前任のステファン・ジヌー氏の後を継ぐ形となります。

西川氏は、日本におけるエアバスの全事業を統括し、特に日本のステークホルダーとの関係を強化していくことに意欲を燃やしています。また、産業や研究開発分野の協力を通じて、日本との連携を一層深めていく考えです。

西川栄治氏の経歴


彼の経歴は実に多彩で、2007年に住商エアロシステム株式会社にてキャリアをスタートしました。以降、住友商事株式会社での勤務を経て、2013年にBAEシステムズに入社。特に注目されるのは、2015年から日本事業のビジネスディベロップメントディレクターとして、戦略的成長を推進してきたことです。

さらに、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の立ち上げをリードし、日英間の防衛協力を拡大する重要な役割を果たしてきました。また、BAEシステムズ・オーストラリアでの経験も持ち、日豪間の防衛産業協力の礎を築きました。

学歴も優秀


西川氏は、2004年に慶應義塾大学法学部を卒業後、2022年には英国国防大学で防衛事業管理のプログラムを修了しています。このような豊かな教育背景と実務経験は、今後のエアバス・ジャパンにとって大きな強みとなることでしょう。

エアバス・ジャパンの成長について


エアバスは日本市場において60年以上の歴史を持ち、最近では特に顕著な成長を遂げています。市販航空機の運航機数は30%近くにまで増加し、今後2030年にはその数が50%に達することが見込まれています。一方、ヘリコプター部門に関しても民間及び官公庁向けに50%以上のシェアを誇り、日本のヘリコプタービジネスをリードする地位を確立しています。

加えて、エアバスは日本の大手通信事業者と連携し、日本初の欧州製衛星の契約を成立させました。また、日本企業との共同事業で、HAPS(高高度プラットフォームシステム)の運用実証試験も行っています。こうした取り組みを通じて、日本の産業界における重要なパートナーシップを築いています。

技術連携と未来の展望


エアバスの日本市場における戦略は、宇宙領域における技術連携を通じて、双方の強みを活かすことにあります。これにより、地球観測や科学探査に関する数々のミッションに共同で参加し、未来の航空宇宙価値を創造していく考えです。

今後の西川栄治社長のリーダーシップのもと、エアバス・ジャパンは日本市場におけるさらなる成長を目指し、革新をもたらすことでしょう。


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会社情報

会社名
エアバス・ジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー19階
電話番号

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