新しい視点で「心臓病」を学ぶ市民公開講座
2021年3月28日(日)、第85回日本循環器学会学術集会の一環として、「心臓病の予防」と題した市民公開講座が開催されます。この講座は、オンラインでの参加が可能なため、訪問することなく、自宅から専門家の話を聴くことができます。
心臓病が重要な病気である理由
日本人の死因として、心臓病はガンに次ぐ第2位を占めています。特に心不全は増加し続けており、高齢化社会では重要な健康問題となっています。心不全は心臓の機能低下によって息切れやむくみを引き起こし、放置すると生命を脅かしかねません。本講座では、循環器内科の専門家たちから、心不全の理解とその予防法について学ぶことができます。
講座のプログラム
第1部:「幸せの本質」
講座は二部構成で進行し、第1部では、専門家による講演があります。幸せを追求しつつも心臓病を防ぐための知識を提供します。特に心不全に関する情報を深め、どのように生活習慣を見直せるかを学びます。
矢野和男氏による「幸せの本質とハピネスの見える化」という講演は特に注目されます。データとテクノロジーの関係を学び、どのように弊害を取り除いていくかが論じられます。
第2部:落語とパネルディスカッション
第2部では、落語家の柳家一琴氏による生活習慣の見直しをテーマにした落語が披露されます。通常の講演だけではなく、ユーモアを交えた文化的なアプローチで参加者に考えを促します。その後、心不全医療の未来に関するパネルディスカッションが行われ、専門家たちは高齢者医療の現状や今後の方向性について意見を交わします。
参加方法とスケジュール
このイベントは、ウェブを通じて無料で参加可能です。事前に申込みが必要で、Zoomリンクが後日送信されます。スケジュールは以下の通りです:
- - 挨拶 17:00 - 17:10
- - 第1部ワークショップ 17:10 - 18:20(講演あり)
- - 健康体操「ルネサンス」 10分
- - 第2部 18:20 - 19:00(落語及びディスカッションあり)
誰でも気軽に参加できる機会
多くの方が心不全や心臓病に対して無関心である中、この講座は大変貴重な機会となります。最新の情報と医療の専門家とやりとりができるイベントは、今後の健康生活を考える上でも一助となるでしょう。健康についての理解を深め、自身の生活に役立てるために、多くの参加者の応募が期待されています。
申し込みは公式サイトから可能ですので、興味のある方はぜひ確認してください。