保育施設向けに無償配布されるマスク
保育施設向けの求人サービス「保育box」を運営する株式会社BUY THE WAYが、全国の約600の契約施設に対して合計3万枚のマスクを無償で配布することを発表しました。これは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、保育現場の安全を確保するための重要な取り組みです。
マスク配布の背景
緊急事態宣言以降、多くの市区町村が休園を要請する中、保育園には「子どもたちのために開園しておきたい」という強い思いが寄せられています。しかし、実際のところ、ほとんどの保育施設ではマスクの備蓄が不足しており、保育士や園児の安全が脅かされています。このような状況において、保育boxには多数の現場からの声が届いてきました。特に、マスクが手に入らない、購入できる場所が少ないという問題が深刻です。
厚生労働省が、マスクや消毒液の購入に対して最大50万円までの補助を出すと発表したものの、実際にはその枠内で解決できるものではないという意見も多いのが現実です。
配布されるマスクとは
「ウィルス飛沫99%カット」とされるマスクは、保育士が安心して子どもたちを預かるための必需品です。保育boxは、金銭的な支援と同様に、現場で求められる実際の物資の支援が重要であると考え、無償配布を決定しました。この取り組みが、働く保育士、そして預けている家庭の不安を少しでも軽減できることを願っています。
配布の詳細
このマスク配布は、4月末の時点で「保育box」に掲載されている約600の契約施設を対象とし、各施設には50枚のマスクが配布される予定です。配送は5月8日から順次行われます。これにより、保育施設のスタッフや園児の健康が守られることを期待しています。
今後も、株式会社BUY THE WAYでは、保育・教育施設に向けた継続的な支援を目指し努力していく方針です。
保育boxの特徴
「保育box」は、保育業界に特化した求人サイトであり、期間掲載型の求人サービスを提供しています。契約期間中は何度でも求人を出すことができ、業界初の取り組みが特徴とされています。このような柔軟なサービスは、保育業界の人材確保にも寄与しているでしょう。
詳細は
保育box公式サイトをご覧ください。