高校生たちが自然をテーマに競う
全国の高校生たちの創造力を発揮する機会として話題の「第2回 全国高校生『地域の自然』甲子園」、通称ネイチャー甲子園が間もなく開催されます。この競技会は、地域の自然やその美しさを伝えることを目的とし、学生たちが自らの視点から魅力を発信することで、環境への関心を高めることを目指しています。
この度の決勝大会は、令和7年2月9日(日)に大阪市鶴見区の花博記念ホールで行われます。全国から集まった数多くの応募の中から選ばれた上位入賞者たちが、緊張感あふれるプレゼンテーションでその成果を発表します。 各部門ごとに繰り広げられる高いレベルの発表は、見逃せないイベントです。
応募作品の部門構成
ネイチャー甲子園は2つの部門から成ります。ひとつは「動画クリエイト部門」で、こちらでは地域の自然や生業についての2~5分のショート動画を制作することが求められます。今回もたくさんの応募があり、グランプリを目指す熱い戦いが繰り広げられます。最優秀作品にはグランプリが、さらに2つの準グランプリも用意されています。
もうひとつの「生きもの調査部門」では、創意工夫を凝らしたアプローチで生き物の種数を調査し、集めたデータを基に競います。参加者たちは生き物コレクションアプリ「Biome」に登録された情報を利用し、動物や植物それぞれの部門から1位から3位が選ばれます。
審査の流れと表彰
決勝大会では、動画クリエイト部門の最終プレゼンテーションが行われ、その後に審査結果が発表されます。また、生きもの調査部門においても上位入賞グループへのインタビューや表彰が行われ、盛りだくさんの内容となっています。観客も参加しやすいアットホームな雰囲気の中でのセレモニーは、参加者にとっても貴重な経験になることでしょう。
環境問題への意識向上
ネイチャー甲子園はただのコンテストではなく、若い世代が環境問題について考え、発信する大切な場でもあります。地域の自然を守り育てる意義を多くの高校生が再認識することで、彼ら自身の未来にも良い影響を与えることが期待されます。大会を通じて広まる自然への関心が、持続可能な社会づくりの一助となるでしょう。
参加者の熱意と仲間の絆が交錯するこのネイチャー甲子園。今後の開催が楽しみです。詳細については、公式サイト(https://www.expo-cosmos.or.jp/naturekoshien)をご覧ください。皆さんの応援が、若き自然の守り手たちに力を与えることでしょう!