ファンタジー小説『フェオファーン聖譚曲』第3巻がいよいよ発売！新たな物語が動き出す

『フェオファーン聖譚曲 op.3 鮮紅の階』の発売迫る！

ファンタジー小説の新たなる魅力が訪れます。2025年3月10日、株式会社opsolが誇る小説『フェオファーン聖譚曲』シリーズの第3巻、「鮮紅の階」が全国の書店で発売されます。これは、2020年から2021年にかけて発表されたシリーズの続編であり、著者・菫乃薗ゑのファン待望の新作です。

物語の概要

この物語は、父と子の複雑な感情を背景に展開されます。物語の舞台は、天空から降り立った断罪者による騎士団本部への襲撃という衝撃的なシーンから始まります。フェオファーンの巧妙な計画が進行する中、オローネツ辺境伯爵領の領主・エウレカ・オローネツは、心の奥底で深い苦悩を抱えています。

アントーシャは、閉ざされた心を持つオローネツを優しさで包み込み、その姿を見た家令・イヴァーノは、自らの抱える秘密を主人に伝えます。これは、領民のために自身の正義の道を進むオローネツに向けられた呪詛の言葉が、彼にどのように影響を与えるのかを描く重要な鍵となるのです。

作品の魅力

この作品の魅力は、ただのファンタジーにとどまりません。家族や愛、そして憎しみという感情の交錯が、ドラマチックな展開を織りなすことによって、読者の心を揺さぶります。特に、エウレカの秘めた想いに迫ることで、彼のキャラクターに対する理解が深まり、物語に対する没入感が増すことでしょう。

書誌情報と著者について

この新刊『フェオファーン聖譚曲 op.3 鮮紅の階』は、装丁が宮川和夫氏、装画がつよ丸氏の手によるもので、美しいビジュアルが特徴です。価格は1,980円（本体1,800円+税）、ISBNは978-4-434-34300-1で、四六版ハードカバーが用意されています。なお、電子書籍版も同日に発売されます。

著者の菫乃薗ゑ（すみれの・そのえ）は、ペンネーム「須尾見蓮（すおみ・れん）」名義で書かれた『神霊術少女チェルニ』シリーズが大ヒット。読者から高い評価を受ける作品を数多く手がけており、彼女の作品には多くのファンが待ち望んでいます。