SpacialとVarjoの協業
2021-10-08 13:00:04

新時代のXR体験を支えるSpacialの高性能技術とVarjoの協業

新たなXR体験を切り拓く



2023年、株式会社Spacialが、フィンランドのVR/ARハードウェア企業Varjoの「Software Partner Program」に参加したことが発表されました。この提携により、Spacialが開発した特許技術「MR-LIVE」を活かし、今までにない高性能なXR体験の提供を目指します。

Spacialの特許技術「MR-LIVE」


Spacialが取得した特許(特許番号:第6875029号)は、「方法、プログラム、情報処理装置」として認識されており、特許権者は同社の代表取締役である藤原航氏です。この技術は、3Dカメラで撮影された映像をシースルー機能を備えたヘッドセットでリアルタイムに補正して再生することで、視聴者に物体や人物が現れるかのような体験を提供するものです。特に、ボリュメトリックキャプチャーや3Dスキャンしたアバターとは異なり、実写そのもののクオリティでの表現が可能となっています。動画データを使用することで、配信にも柔軟に対応できます。

MR-LIVEの技術的特長


この「MR-LIVE」技術は、特にVR180仕様で撮影された映像において、カメラのシースルー機能を用いて自然に補正する仕組みを持っています。単に映像を合成するだけでは、視聴者の視点が変わることで映像が不自然になる場合がありますが、MR-LIVEはその課題を克服します。リアルな現実のなかに、スムーズに映像を合成するための撮影手法も提供されており、より簡易に撮影対象物を抽出できる点が評価されています。

Varjo XR-3ヘッドセットの魅力


また、この技術を活用するために、Varjoが誇る「XR-3」ヘッドセットも注目されます。このデバイスは、超高解像度と広い視野角を兼ね備え、ほぼ遅延を感じることなく、高画質の「ビデオパススルー技術」を駆使してCGとリアルを融合させることを可能にしています。このヘッドセットを使うことで、よりリアルで絡み合った体験が提供されることになります。

VarjoとSpacialの今後の展開


Spacialは、Varjoと連携し、VR/ARの領域において新たな可能性を切り拓いています。Varjo Technologies Oyは、2016年に設立され、今やVR/ARハードウェアの最前線を走り続けています。肉眼レベルの高解像度HMDを開発し、世界最高峰の品質のバーチャルリアリティ体験を実現するために日々進化を続けているチームです。

Summary


今回の提携を通じて、XR技術における新たなビジョンが見えてきました。SpacialとVarjoのコラボレーションは、デジタルとリアルの境界を曖昧にし、私たちの日常をさらに豊かにするでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社Spacial
住所
東京都中央区日本橋箱崎町1番2号THE SHORE 日本橋茅場町2F
電話番号

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