万博時代の特別展
2025-04-01 14:24:51

まほうびん記念館で1970年大阪万博時代を振り返る特別展

まほうびん記念館企画展



大阪市北区に位置する象印マホービン株式会社が運営する「まほうびん記念館」では、2025年4月8日から2025年10月30日まで特別企画展「1970年 大阪万博時代の商品たち ~変わりゆく昭和のくらし~」が開催されます。この企画展は、現在進行中の大阪・関西万博を契機に、1970年に開催された万国博覧会の時代に焦点を当てています。

1970年の日本と生活様式


1970年は、日本が高度経済成長の真っただ中にありました。生活様式や文化も大きな変化を遂げ、ちゃぶ台からダイニングテーブルへの移行が見られました。また、電化製品の普及が家庭の風景を一変させ、多くの家族が新しい生活様式に適応していました。当時の製品や暮らしぶりを振り返ることで、55年前の日本の生活を知り、現代との連続性や変化を考える機会を提供したいとする企画展です。

展示内容の概要


本企画展では、当時の生活を彩ったさまざまな商品を展示しています。主な展示内容は以下の通りです。

Ⅰ.ガラスまほうびんの成長期


1967年に登場した花柄のまほうびんは、次々と美しいデザインが追加され、家庭の必需品として定着しました。シンプルな色柄も併せて展開され、家族の食卓を華やかに飾りました。このコーナーでは、1970年のガラスまほうびんの魅力を再発見できます。

Ⅱ.ごはん保温の革命


1953年頃から愛用されていたガラスまほうびんのごはんジャーは、1970年代に登場した電子ジャーの影響を受けて姿を消しました。家庭のごはん保温の方式の変遷を知る良い機会です。

Ⅲ.涼しさを呼ぶ夏の商品たち


この時代、家庭にエアコンが普及し始める中、涼をもたらすための多彩な商品が登場しました。氷かき器やオートフリーザーなどが、暑い夏を快適に過ごすためのアイテムとして大活躍しました。

Ⅳ.水筒の多様化時代


さまざまな形や機能を備えた水筒が登場し、特に子供向け水筒の人気が高まりました。通園、通学時に欠かせないアイテムとして幅広く受け入れられました。このコーナーでは、1968年から1970年にかけての水筒を見て、当時の子供たちの生活を感じることができます。

記念館のアクセス情報


まほうびん記念館は、大阪市北区天満に位置し、交通アクセスも良好です。JR東西線の「大阪天満宮」駅や地下鉄「南森町」駅から徒歩約10分、地下鉄・京阪「天満橋」駅からも徒歩約10分の場所にあります。駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

  • - 展示面積: 約210㎡
  • - 開館時間: 午前10:00~午後4:00(12:00~13:00は休憩時間)
  • - 休館日: 土・日・祝日、会社の休業日
  • - 入館料: 無料
  • - 見学方法: 事前予約制(予約受付先 06-6356-2340)。最大見学人数は10名まで。所要時間の目安は1時間です。

この特別展は、昭和の頃の日本を再発見する絶好の機会です。ぜひ、お見逃しなく。


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会社情報

会社名
象印マホービン株式会社
住所
大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号
電話番号

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