飯窪敏彦写真展「棟方志功 鎌倉-青森」開催のお知らせ
2025年1月14日から3月28日の期間、東京都中央区のノエビア銀座ギャラリーにて、飯窪敏彦氏による写真展「棟方志功 鎌倉-青森」が開催されます。花々のように多様な才能を持った棠方志功の魅力に迫る貴重な展示となっています。
棠方志功のアートとその背景
棠方志功(むなかた しこう)は、版画家として国際的に評価される存在です。青森出身の彼は、芸術家としての道を進むため上京し、民藝運動の提唱者である柳宗悦らと深い交流を持ちました。1969年には青森市名誉市民として初めて顕彰され、1970年には文化勲章を受章し、日本の代表的な版画家として君臨しました。作品は国内外の美術展でも高い評価を受け、特にヴェネチア・ビエンナーレでの評価はその名声を確固たるものにしました。
写真家・飯窪敏彦の足跡
飯窪敏彦(いいくぼ としひこ)氏は、1942年に札幌市に生まれ、早稲田大学文学部を卒業後、文藝春秋での写真部員としてキャリアをスタートしました。1991年には、青森市の県立郷土館で棠方志功に関する写真展も開催。2002年以降はフリーの写真家として独自の視点で作品を発表し続けています。彼の作品は、アートと人間関係を深く掘り下げるものが多く、今回の展示でもその成果が存分に楽しめるでしょう。
展示内容の紹介
本展では、1968年から1971年にかけて、飯窪氏が棠方志功のアトリエを訪ね、その制作過程を記録した貴重な写真を展示します。鎌倉のアトリエでの制作風景や、故郷青森への旅の姿など、さまざまな角度から棠方志功の肖像を紹介。彼の創作の情熱や、作品に込められた思いを感じ取ることができる貴重な機会となるでしょう。
入場情報とアクセス
今回の写真展は入場無料となっており、時間は午前9時から午後5時30分までです。会場はノエビア銀座ビルの1階に位置しており、都心でもアクセスが良好です。興味のある方は、ぜひ足を運んで、アートの魅力を体感してください。特に棠方志功に興味がある方々や、美術に情熱を注ぐ方々にとって、見逃せない展示となることでしょう。
お問い合わせ先
本展についてのお問い合わせは、ノエビアの公式サイトや以下の電話番号から可能です。営業日は月曜日から金曜日までで、土日祝日はお休みとなっています。ぜひこの機会に、美しいアートを楽しみながら、棠方志功の世界に触れてみてください。
TEL:0120-401-001
公式サイト:
ノエビア銀座ギャラリー
この展示は、時代を超えて愛されるアートの価値を再確認する素晴らしい機会になることでしょう。