物流効率化の新たな一歩
2023年、国土交通省が進める「共同輸配送や帰り荷確保等のためのデータ連携促進支援事業費補助金」の三次公募が始まりました。この事業は、複数の荷主企業や物流事業者が協力し、「物流情報標準ガイドライン」を基にしたデータ連携を促進することを目的としています。
事業の概要
補助金の対象となる事業は、共同輸配送や帰り荷の確保に向け、配車・運行管理の高度化を目指すものです。具体的には、荷主企業や物流業者、さらには物流ソリューション提供者が協働して、物流・商流情報のオープンプラットフォームを築くことを支援します。この取り組みは、物流業界全体の効率化に寄与することが期待されています。
秘密兵器とも言えるこの補助金は、特に一、二次公募で手続きを終えられなかった企業にも新たな申請チャンスを提供することを狙っています。物流の標準化やデータ連携を進め、更なる業務効率を追求する企業の後押しが計画されています。
公募期間
三次公募の期間は、令和7年7月25日(金)の14時から8月27日(水)の17時までとなります。申請を希望する事業者は、締切までにしっかり準備を進める必要があります。また、補助対象事業者への交付決定は、9月中旬から下旬にかけて行われる予定です。
申請方法
申請に必要な様式や公募要領は特設Webサイトにて確認できます。これから初めて申請を検討する方も、一、二次で見送った事業者も、資料を参照しつつ自社の取り組みを振り返り、積極的な申請をお勧めします。
特設Webサイト:
JMAC特設サイト
お問い合わせ
今回の公募に関する問い合わせは、株式会社日本能率協会コンサルティングまでお願いします。具体的な質問や不明点は、メール(
[email protected])を通じて受け付けています。
株式会社日本能率協会コンサルティングについて
JMACは、経営コンサルティング業において豊富な経験を持ち、戦略策定やマーケティング、ITビジネスなど多岐にわたる分野でサービスを展開しています。1980年の設立以来、約370名の専門家が所属し、業界の変革を支援する活動を続けています。
所在地は東京都港区。お問い合わせは、電話03-4531-4300にて行えます。詳しくは公式Webサイトをご覧ください。
公式Webサイト:
JMAC公式サイト
物流業界の新たな協力を促進し、業務の効率化が進むことを期待しています。この補助金を利用することで、企業は競争力を高め、持続可能な物流体制の構築へと繋げていくことでしょう。