企業向け新研修「令和サバイバー養成キャンプ for Business」
株式会社博報堂や独立行政法人国立青少年教育振興機構、I-レジリエンス株式会社の3社は、近年の不確実性が増す社会において企業のチーム力を高める新しい体験型研修プログラム「令和サバイバー養成キャンプ for Business」の提供を始めました。このプログラムは、個人と組織が直面するリスクを乗り越えるための力である“チーム・レジリエンス”を向上させることを目的としています。
研修プログラムの詳細
この2日間の研修プログラムは、参加者自身が企業活動を脅かす突発的なリスクや課題を考え、チーム全員で協力して解決する力を養うために設計されています。参加者は、設定した目標に基づいて体験と振り返りのサイクルを繰り返し、実践的なチームワークとつながりを身につけていきます。
チーム・レジリエンスを高める特徴
1.
キャンプスタイルでの体験学習
中心となるのは、参加者が楽しみながら積極的に課題解決に取り組むキャンプスタイルです。座学では得られない能動的な学びが体験できます。
2.
自然な交流の促進
プログラムは全員の協力が不可欠な課題を中心に設計されており、参加者同士の自然な交流と協力を促進。結果として、チームとしての一体感が醸成されます。
3.
個別にカスタマイズ可能
基本プログラムをベースに、各企業が抱える課題や目標に応じて内容を調整。柔軟な対応が可能です。
4.
都心アクセス良好なロケーション
研修は「国立オリンピック記念青少年総合センター」で行われ、日常業務を離れた集中環境が提供されます。宿泊施設も利用可能ですが、別途料金がかかります。
プログラムの内容
Day 1 プログラム
初日は、自然豊かな環境でのアスレチックプログラムと、タイガー魔法瓶の「魔法のかまどごはん」を使用した炊事体験を実施します。この体験を通じて、非日常の状況でメンバーの新たな一面を発見する機会が提供されます。
Day 2 プログラム
2日目は、Day 1で得た気づきを実務に活かすためのワークショップが中心です。独自の「レジリエントライフスコア」を用いて、参加者のレジリエンスタイプを診断し、チームの強みを客観的に把握します。このプロセスを経て、リスクや課題を洗い出し、効果的な対策を考案します。
参加条件や費用
参加人数は最小8名から最大64名(8名1グループ)となり、費用は内容に応じて異なります。移動費や宿泊費は別途請求されます。
地域の評価と成果
昨年、東京都多摩市で行った「令和サバイバー養成キャンプ」は、地域住民から9割以上の満足を得るなど、多くの肯定的な評価を受けています。防災を楽しみながら学べるプログラムとして、多様な年齢層から支持を集めています。
まとめ
「令和サバイバー養成キャンプ for Business」は、チームの団結力を高め、困難な状況に強い企業づくりを目指す新たな取り組みです。自然とのふれあいやアクティビティを通じて、参加者同士の絆を深めるだけでなく、実践的な解決策を学ぶことが期待されています。これは、予測困難な時代において企業が生き残るための重要なステップと言えるでしょう。